５年で２部からＣＬ、ライバルの本拠地で試合開催のウニオン、チケット購入殺到でサーバーダウン

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　わずか５年の間でブンデス２部から一躍、チャンピオンズリーグの舞台にまで飛躍を遂げた、１．ＦＣウニオン・ベルリン。その勢いはまさに”収まりきれない”レベルにまで達しており、今季のチャンピオンズリーグの試合は収容人数の関係からライバルであるヘルタの本拠地、ベルリン五輪スタジアムにて行わなければならないほどだ。地元密着型の小規模なクラブながら見せるその進化は、中東とプレミアリーグを中心に繰り広げられているマネーゲームの猛威のなかでより注目に値するものであり、そして今回はさらにシーズンチケット販売においても”抑えきれない勢い”が殺到したことが明らかとなっている。

　まだ対戦相手さえも未定のなかで木曜日から発売された、チャンピオンズリーグのチケット販売と同時に、即座に販売停止という不測の事態が発生。サーバーダウンにより１．ＦＣウニオン・ベルリンのウェブサイドが麻痺してしまったことがその理由だったようで、その翌日にはクラブ側から、「ウニオン・ベルリンのホームゲームに関するシーズンチケット４万枚が全て割り当てられました」と発表。「販売初日の開始２時間は、ケットサービスプロバイダのシステムに大きな過負荷がかかったが、午後には追加のセキュリティ対策が実施され、数千枚のシーズンチケットを販売することができました」とも付け加えた。