ウニオン、ユベントスからレオナル・ボヌッチ獲得を発表

©︎Getty Images

　既報通り１．ＦＣウニオン・ベルリンは、移籍市場最終日となりレオナル・ボヌッチを獲得したことを正式に発表した。３６歳のイタリア代表センターバックは、ユベントスとの契約をあと１年残していたものの既に構想外となっており、来夏のユーロへの出場を睨んでチャンピオンズリーグ初出場となるウニオンに、守備の安定化とともにその豊富な経験をもたらすことが期待されているところ。契約に関する詳細は通例通りに明かされてはいないが、どうやら伝えられるところでは単年契約となったようだ。

　「イタリア国内外でその高いクオリティを発揮し続けてきた選手。彼のもつそのメンタリティ、そして柔軟性によってオプションが更に拡大することになり、さらなるレベルアップにつながるものと確信している」ルーネルト競技部門取締役はコメント。ただ海外クラブへの挑戦は、そのボヌッチにとっても初めての経験となる。その妥協のないディフェンスに定評のあるボヌッチは、ミランでの１年の中断期間を経て２０１０年からユベントスに在籍。数々のタイトルを手にし、２０１６年にはイタリア年間最優秀選手賞を受賞。

　クラブシーンではセリエＡ通算４３１試合、国際舞台では通算１１３試合、さらに２０２１年にはユーロを制しているイタリア代表では通算１２１試合に出場している同選手は、「キャリアの中で初めて海外にわたる僕にとって、今回の移籍は特別なものだよ。ウニオンでは最高レベルでプレーし続けていきたいし、自分の経験をいかしてこの３つの異なる大会で良い戦いをみせられるようにサポートしていきたい。僕のキャリアにおいてこの新たな挑戦は本当に楽しみなものだよ」と意気込みをみせた。

Steht ihm ausgezeichnet und wie sehr er sich freut 🥹❤️ pic.twitter.com/i63UcwsWU9

— 1. FC Union Berlin (@fcunion) September 1, 2023