レアル・ベティスで復活のイスコ、来夏ユーロにスペイン代表として参加も？

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　今夏にレアル・ベティスがイスコを獲得した際、懐疑的だったのは一部ファンのみならず、クラブ側も同様で単年契約のみを締結。リスクを最小限に抑えたものの、いまやそのリスクなど微塵も感じさせない存在として君臨している。ここまでリーグ戦６位につける同クラブの中で２得点２アシスト、各試合のＭＶＰ常連候補にさえなるなどむしろ、そのリスクは対戦相手チームの方にあるといえるだろう。ヨーロッパリーグでも１０月はじめにスパルタ・プラハ相手にヘディングで得点を決めた。

　１年前には１．ＦＣウニオン・ベルリンへの移籍が直前で頓挫。夏には多額の資金をもってサウジアラビアのクラブが獲得を目指したがその一歩を踏み出すことなく、右挙曲折の末に最終的にはレアル・ベティス入りを決意。現在、ボールアクション、パスレート、ゴールにつながる最後から2番目のパスなど、数々の強力な統計で輝かしい成績を残しており、その活躍ぶりはスペイン代表ルイス・デ・ラ・フエンテ監督の目にもとまっているようで、最終候補の１人の中にリストアップされている。