2020/06/12

フライブルク、シュトライヒ監督との契約を延長


 昨日に55才の誕生日を迎えたばかりのクリスチャン・シュトライヒ監督が、その翌日となった金曜日にSCフライブルクとの契約延長で合意したことを発表した。2月上旬に行われた第20節ケルン戦での試合前にも、指揮官はフライブルクとの協力関係の継続に前向きな姿勢を示しており、「ただ自分が十分に見合った人間であるかを踏まえなくてはならないがね」ともコメント。そして最終的にはクラブ関係者全員が、その結論へと達したようだ。なお契約期間については通例通り、フライブルクからは明かされていない。
 「延長で合意できたことを非常に嬉しく思うよ。まさにこのクラブと共に生き、フライブルクの哲学を刻む人物なのだ」と、クラブ公式にて競技部門役員ヨッヘン・ザイアー氏はコメント。「シュトライヒ監督とコーチ陣は、素晴らしいクオリテイ、献身性、そして情熱をもって取り組み続けている。」と評しており、一方のシュトライヒ監督は「思い悩むことはなかった。ここで特別な関係をもって取り組んできた」と述べ、「ここの選手たちと共に日々練習場で発展を目指していけることは喜びだ」と語った。
 2011年12月よりSCフライブルクの監督を務めてきた同氏は、現役ブンデスリーガの監督のなかで最長の就任期間を誇っており、週末に控えるVfLヴォルフスブルク戦では監督としてブンデス250試合目を迎えることに(2試合分は病欠)。ちなみに2014/15シーズンではブンデス2部降格を喫することになったのだが、1年で見事1部返り咲きを果たし、2019年2月に契約を更新。なお今季はここまでフライブルクは、リーグ戦8位につけているところ。
  

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