2020/08/10
フライブルク、新先発GKフレッケンとの契約を延長
SCフライブルクはゴールキーパーのマーク・フレッケンと、契約を延長したことを発表した。ただ契約内容に関する詳細については、通例通りフライブルク側から特に明かされることはない。
ヨッヘン・ザイアー競技部門役員は、同選手について「デュイスブルクからマークを獲得した時、我々は明確なプランを思い描いていたんだ。マークは非常に綿密な取り組みをみせ、我々のGK編成計画を最適に実行していくために、全ての前提条件を取り揃えているということを示してくれている。」と、クラブ公式ページにて評価。「選手とは長い付き合いをしていく、というのが我々のモットーであり、だからこそマークがこれからも我々と共に道を歩み続けてくれることを嬉しく思っている」と、言葉を続けている。
その一方でフレッケンは2018年に加入して以降。これまで守護神アレクサンダー・シュヴォロウの後塵を拝する日々を過ごしてきた。移籍初年度での出場機会はブンデスリーガ最終節に留まり、ただ昨季ではシュヴォロウの負傷離脱の影響により10試合に出場。そこでkicker採点平均2.75と好成績をおさめ、今夏にシュヴォロウがヘルタ移籍を決断したことを受け、満を辞して先発GK昇格を果たしている。
「この2年間に渡り、コーチたちやチームメイトたちと一緒に、ここフライブルクでたくさんのことを学んできた。このクラブの一員であることを非常に嬉しく思うと同時に、新しいチャレンジが待っている、新しいシーズンを前にワクワクしているところだよ」と、意気込みをみせた。なおkickerが得た情報によればフレッケンとの契約は2022年までだったが、今回はさらに期間が延長された上に、新たな役割就任に伴いサラリー面での調整もはかられているようだ。
その一方でフライブルクでは、MFヤニク・ハベラーについては不確定要素が非常に多く見受けられる。前述の通りフライブルクは通例契約内容を明かすことはないのだが、ただハベラーについては今夏にも移籍金なしで移籍可能との見方がなされていた。しかし4月にkickerではお伝えしている通り、獲得に際しては移籍金を支払う可能性があり、その金額は1000万ユーロの模様。継父で代理人も務めるディートマー・コーリ氏は「いろんなバリエーションもあり、今夏にフリーで移籍できる可能性もある」と説明。
ただ今もなおハベラーの移籍成立の一報が届く事はなく、その一方で練習場に姿をみせてもいないのだが、ただこれはヨッヘン・ザイアー競技部門役員によると、第33節に負った「アヒ首の負傷」のためリハビリを受けているためとのこと。そして契約状況と同様に、ハベラーの練習復帰時期についても、いまだ不透明のままとなっている。