2020/09/17

フライブルク、クラブ史上最高額でサンタマリア獲得


 ブンデスリーガ開幕を直前に控え、SCフライブルクは課題となっていた中盤の補強へと成功した。仏1部リーグアンのアンジェSCOより、バプティスト・サンタマリアを獲得している。クレメンス・ハルテンバッハSDは、「是非バプティストと契約したかったし、加入してくれて本当に嬉しいよ」と喜びをみせ、「彼のはっとさせるようなプレーや、またその逆のようなプレーなど、我々のプレーにバランスと安定感をもたらしてくれることだろう」と期待。
 なお契約に関する詳細は通例通り、SCフライブルクより明かされることはなかったのだが、しかしながらkickerが得た情報によれば伝えられた1500万ユーロではなく、むしろ1000万ユーロ付近に落ちついた模様で、ただそれでも昨夏に獲得したヴィンセンツォ・グリフォの700万ユーロを上回る、クラブ史上最高額での獲得となった。
 25才のフランス人ボランチは、2018年の夏から仏1部の全ての試合で出場を続けており、2016年でのデビュー以来のべ137試合に出場。それは全てアンジェでのものであり通算2得点。その強みは決してオフェンス面にあるわけではなく、戦術の担い手として評価され、オフェンス面での落ち着き、対人戦での精力性などが期待。ただコロナ危機による複雑な影響から、ブンデス開幕戦ではまだ時期尚早だ。
フレッケンは半年以上の離脱へ

 その一方で先日のドイツ杯初戦でのウォーミングアップ中に、肘の靭帯を損傷しその後とに手術を受けていた、今季より正GKへと昇格するはずだったマーク・フレッケンについては、シュトライヒ監督によれば離脱期間は「6〜7週間」がみこまれているとのこと。その代役として先日に急遽、マインツからフロリアン・ミュラーを獲得したが、ドイツ杯で代役を務めたベンヤミン・ウップホフのいずれを起用するか?との質問に「それは口にしないよ。土曜日にみてみることになる」と、指揮官は述べるにとどまっている。
 

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