2022/09/12

今季も好調フライブルク、一方でメインスポンサーの先行きは不透明に

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 昨季には新たな本拠地ヨーロッパパーク・シュタディオンを手にし、昨年に引き続いてブンデスリーガでは上位争いを展開中の、好調SCフライブルク。またこの夏からは地元企業シュヴァルツヴァルト乳業に代わって2019年に設立されたオンライン中古車販売業Cazoo社を新たにメインスポンサーとして迎え入れたが、ただ同社は2021年末までに7億7500万ユーロもの損失を計上しているとも言われ、長年にわたり堅実運営を貫いてきたSCフライブルクの企業理念とは大きく異なるものだとはいえるだろう。

 確かに中古車販売をデジタル化してより持続可能なものとする同社の発想自体が悪いということはないが、ただメインスポンサー就任前よりフライブルクのファンたちの間では賛否両論の声が上がっており、単純にお金の金額だけでクラブ首脳陣は判断してしまったのか?「でもそもそもメインスポンサーの候補自体、そうそういるものではないよ」と、フライブルクのオリヴァー・レキ財務担当はコメント。「内容面と本質的なバリューが一致しなくてはならないものなんだ」と言葉を続けている。

 それでも先週に同社がEU市場から撤退し、中核市場である英国に今後は集中していくことを発表したことは、いくら今シーズンより始まったばかりのスポンサー契約とはいえどれほどの影響を及ぼすことになるのか?「我々としては全体の展開と、欧州市場における今後の企業戦略について、今回のCazoo社の判断に驚いている」ことも明かしつつも、あくまで契約を結んでいることを強調した。

 いずれにしてもこんなにも早く揺らぐ事になるとは思わなかっただろう。このインタビュー後に「Sportspromedia.com」に掲載されたCazoo社の広報担当の発言では、「当社は欧州本土において多くのパートナーシップを築いており、これらのビジネス関係を秩序を正しくもって解消していくためパートナーと協力していきます」とのこと。ちなみに欧州5大リーグではフライブルクのほか、ボローニャ、マルセイユ、ソシエダと契約を結んでいるところ。

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