スカパー!
2022/12/16
負傷から復調のグルデ、フライブルクでの後半戦と来季について語る

©️IMAGO/Laci Perenyi
2016年よりSCフライブルクにてプレーし、クリスチャン・シュトライヒ監督からは「生まれながらのディフェンダー」とも評される、マヌエル・グルデ。コンディション面で問題さえなければ、その巧みなディフェンスはチームの支え隣り続けてきたが、ただ今シーズンに関しては長期間の離脱を余儀なくされているところであり、腰の不調などによりわずか3試合(80分間)の出場にとどまっているところ。
そんな中で金曜日に行われたルツェルンとのテストマッチでは、実に2ヶ月半ぶりとなる実戦復帰を果たしており、kickerに対して「背中がまたしっかりと安定してくれれば」とコメント。それでも今夏に復帰したドイツ代表マティアス・ギンターの存在が「リーンハルトも含めて、僕は彼らの後塵を拝することになるだろうとは思ったね。少なくともプレータイムは減るだろう、と」
もう1つの理由としては、グルデに多くの出場機会をもたらしていた3バックが、今は基本路線ではないということ。「僕は決してドリーマーではない。現実的に状況をしっかりと判断して、そしてそれをちゃんと受け止める用意がある」と語ったベテランディフェンダーだが、ただそれに甘んじることなく「努力を続けていって再びピッチに立ちたい」と意気込みもみせる。
それがプロとして当然のことであり、「3バック採用の時に向けて準備していきたい」ところだ。怪我から復調し、巻き返しをはかりたい後半戦えは、おそらくヨーロッパリーグでのデビューという特別な経験も待っていることだろう。その先に待つものは?まだブンデスリーガの一線で戦えるという自負をもつグルデは、「メンタル的にもいつまでそういう気持ちでやれるのか、自分で判断していかないといけない。まだフライブルクとの契約は1年残されているし、物事を両天秤にかけることになる」と述べた。