2023/03/28
フライブルク:へーラーやウップホフと延長も、フレッケンにブレントフォードが関心

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SCフライブルクは、ルーカス・へーラーとの契約延長を発表した。2018年にザントハウゼンから加入した28歳のオフェンシブプレーヤーは、これまで174試合に出場して27得点、19アシストをマーク。今季もグリフォとともにチームのトップスコアラーの1人として活躍をみせている。
同選手についてザイアー競技部門取締役は「ルーカスはすでに5年以上に渡ってフライブルクに在籍し、そしてピッチの内外に渡るその取り組みを通してクラブの重要かつ信頼できる存在となってくれている。そのことを非常に嬉しく思うよ」とコメント。
一方のへーラーも「年を追うごとにクラブと共に成長し、そして共に立場を構築してこれたという実感をもっている。この成功の道を引き続き歩めるように、これからも全力を尽くして取り組み続けていきたいと思う」と喜びをみせた。通例通りクラブ側から契約の詳細は明かされていない。
へーラーに続きウップホフとも契約を延長
さらにライブルクは、ベンヤミン・ウップホフとの契約を延長することを発表した。なお契約に関する詳細は通例通りに明らかにしていない。ブルクハウゼン、ニュルンベルク、シュトゥットガルト、カールスルーエを経て、これまで2部34試合、3部108試合に出場。また、ブンデスリーガでも2試合の出場経験をもつ同選手は、2020年にフライブルクへと移籍。
今季は5試合に出場している29歳のバックアップGKについて、ハルテンバッハSDは、「彼はチームにとって非常に重要な存在であり、GK陣の3人の中でスタビライザーの役割を果たしている。彼のクオリティと信頼がチームにとどまり続けることを嬉しく思う」とコメント。
一方のウップホフは、「フライブルクでの3年間は、チームの卓越した成功と、GK陣での集中的な取り組みが印象的だった。正しい場所にいると感じられるし、チームのさらなる飛躍のために自分の仕事をまっとうしていきたい。必要とされたときにしっかり期待に応えたい」と意気込みを見せた。
フレッケン移籍?アトゥボルの動向は?
さらなる飛躍に向けてGK、そしてオフェンス面での人材確保に努めた格好だが、しかしながら一方で今冬にケヴィン・シャーデをフライブルクから獲得したブレントフォードが、、今度はGKマーク・フレッケンの獲得を目指している模様。フライブルクには前述のベテランGKウップホフと共に、ドイツU21代表ノア・アトゥボルも在籍。kickerの情報によればフレッケンの契約には1300万ユーロで移籍可能となる例外条項が付随している。
ハルテンバッハSDも先日「来季も同じ主力で臨める可能性は低い」と危機感をみせており、ただそれでも残留となればアトゥボルのレンタルでの武者修行などシュトライヒ監督は判断を迫られることに変わりはない。また30歳となるフレッケン自身にとっても自身描く将来性(年俸、欧州リーグの可能性、オランダ代表へのアピール等)も含めた判断を迫られることに。ちなみにブレントフォードではダヴィド・ラヤにトッテナムが関心を示し、また36歳ロリスが負傷中という状況だ。