フライブルク：フレッケンのブレントフォード移籍間近、後任はドイツＵ２１代表

　ＳＣフライブルクではマーク・フレッケンが、３月にお伝えしたようにまもなくしてブレントフォードへと移籍する見通しとなっており、２０２２年９月に交わされた契約に含まれる例外条項１３００万ユーロの収入が見込まれているところ。その発表はもしかするとＣＬ出場権がかかる週末のフランクフルト戦前には明かされる可能性もあるようで、２０１８年に移籍金２００万ユーロでブンデス２部デュイスブルクから獲得したフライブルクにとっては、その後の活躍と残される移籍金を含めて大きな利益を生んだ。

　なお１０日前にザウアー競技部門取締役は、特にオランダ代表でのアピールも含め「彼にとってはいつ大きなステップアップを踏めるかという問題だ」と移籍への理解を示しており、確かにブレントフォードが比較的小さなクラブで落ち着いた環境の下で取り組めることだろうが、それでもプレミアということで金銭的にもビッグクラブと対峙する競技面でも、ＣＬ出場の機会を逃すことにもなるかもしれないがステップアップを意味することだろう。なお後継については既にドイツＵ２１代表
ノア・アトゥボルを指名。１９０cmと体格に恵まれた地元出身の若き才能は、セカンドチームの飛躍を支えながら（３部５６試合、無失点２５回）、トップチームではＥＬ１試合、ドイツ杯では２試合でプレーしている。