2023/05/28

フライブルク、フレッケンの退団を正式に発表。移籍先はブレントフォードか

©︎IMAGO/Sportfoto Rudel

 すでにクレメンス・ハルテンバッハSDは、スカイに対して「マーク・フレッケンが退団する可能性は高い」と認める発言を行なっていたのだが、ブンデスリーガ最終節となった土曜日にSCフライブルクは正式に、これまで守護神としてクラブの成功を支えてきたオランダ代表の退団を発表した。なおその移籍先はすでにブレントフォードFCとみられており、同クラブからの関心については今年の3月末の時点で報道。移籍金額は契約の例外条項に定められた1300万ユーロとなる。

 2018年にデュイスブルクから200万ユーロで加入した同選手は、ブレイクまで負傷などもあって少し時間がかかったものの、2021/22シーズンに先発へと固定されてからはブンデスリーガへと昇格しトップGKの1人にまで飛躍。ブンデス通算95試合に出場してきた(今季は34試合)。

 なおその後任については前述のハルテンバッハSDが明かしており、フライブルクのセカンドチームにてプレーするドイツU21代表ノア・アトゥボルが昇格。身長190cmと恵まれた体格で、フライブルクのユースで育成してきた選手であり、いまはブンデス3部相当でアピールに成功。首脳陣からの信頼も厚く、トップチームではこれまでヨーロッパリーグ1試合、ドイツ杯2試合でプレーしてきた。

フレッケン「チームを誇らしく思う」

 試合後フレッケンは、今シーズンを振り返り「三重苦を背負った今シーズンの成果を、チームとして誇りに思うことができる。もちろん、チャンピオンズリーグに出られないのは辛いことだが、わずかなチャンスしか残されていないことは分かっていたから」と述べ、在籍5年については「シュヴォローの後ろで2年間ベンチで待つことになり、その後チャンスを得たのに残念ながら怪我をして1年間休んだ。」と回顧。

 それでもクラブは期待をかけてくれたし、この2年間で何とかその恩返しができたかなと思う」とコメント。「同僚やクラブに関わるすべての人たちをとても誇らしく。これからイビサ島に2泊するんだ。そのお祝いに相応しいものができたと思うよ」と胸を張った

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