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2023/08/09

ドイツ期待の逸材、ノア・ダルヴィッチがバルセロナ移籍

©︎IMAGO/Every Second Media

　既報通りＦＣバルセロナはＳＣフライブルクから、ノア・ダルヴィッチを獲得したことを火曜日に発表した。１６歳のミッドフィルダーの獲得には、バルセロナ側によればあと１年契約を残していたフライブルクへ、移籍金として２５０万ユーロが支払われるとのことで、今回２０２６年まで結ばれた契約には１０億ユーロというとてつもない例外条項も付随した。

　フライブルクのハルテンバッハＳＤは、「我々はノアとその家族や関係者に対して、フライブルクにおけるサッカー面における道筋と、そして将来性を示してきた」と退団への決意を惜しみつつ、「バルセロナでその希望通りにうまくことが運ぶことを願っている。フライブルクの扉が閉ざされるということは決してなく、常に開かれたままだ」とエールをおくっている。

　さきのＵ１７欧州選手権にて２得点、４アシストをマークするなど、活躍をみせて一躍注目を集めることになった同選手は、っフライブルク側から契約延長のオファーに加えて、Ａユースを飛級としてブンデス３部相当のセカンドチームでの起用を条件に提示されていたものの、それでも数多くのオファーの中からバルセロナ入りを決断。特に同選手の父親と繋がりが深い代理人が、バルサのスター選手ペドリとフェラン・トーレスの代理人を務めていることも影響してのことだろう。

　特にフライブルクでは長きにわたり育成の分野では非常に高い評判を得ているクラブで、現在をみてもケネス・シュミット、ノア・アトゥボル、ノア・ヴァイスハウプトらが、続々とトップチームへと昇格を果たしさらなる飛躍を目指しているところなのだが、しかしながらダルヴィッチは別の道を歩むことを選択してしまった。

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