フライブルク：フィリップがヴォルフスブルクから復帰、シュロッターベックはボーフムに再移籍

©︎IMAGO/regios24

　既報通りマキシミリアン・フィリップが、古巣ＳＣフライブルクに帰還することが発表された。２０１３年から２０１７年までの在籍期間でブンデスリーガーへと飛躍を果たし、その後は移籍金２０００万ユーロでドルトムントに移籍。そしてディナモ・モスクワを経て加入していたヴォルフスブルクから、今回１年間の期限付きでの加入する。キッカーが得た情報によれば一定数出場した場合に買取義務が発生する模様。

　ハルテンバッハＳＤは「人間性も素晴らしくとても向上心をもった選手。その創造性やテクニック、決定力は確実にチームの力となってくれるものだ」と期待。�ただヴォルフスブルクではそれを示す機会を失っており、今冬にはブレーメンにレンタル移籍。この夏復帰するもブンデス開幕戦でメンバー外となっていた。

　これから再起をかけるフィリップは、「懐かしい気持ちだね。こういった感覚はきっと、フライブルクやチームを助けるためのベースとなってくるものだと思うよ」との考えを示し、「このクラブがここ数年で築いてきた成功を目の当たりにして感動を覚えているし、この新スタジアムでまたフライブルクの一員としてプレーすることを思うと鳥肌が立ってくるよ」と意気込みをみせている。

　その一方でフライブルクからは今冬からボーフムにレンタル移籍していた、ケヴェン・シュロッターベックが再びレンタルでボーフムに加入することが発表された。レンタルは必ずしも成功したとはいえず、完全移籍での獲得も買い取り資金を捻出するには至らなかったことから帰還していたのだが、最終的には両者は買い取りオプションなしでの再レンタルという形で合意点を見出すこととなった。