2021/02/06
グラードバッハもCL、マンC戦の開催地を模索
2月24日にはチャンピオンズリーグ16強マンチェスター・シティ戦を、ホームで迎えることになるボルシア・メンヒェングラードバッハ。確かに英国からドイツへの渡航規制は2月17日にであることから、理論上は開催は可能ということにはなるのだが、英国における変異種の蔓延によりそれが延期される可能性は十分に高い。そのためグラードバッハでは早い段階ですでに、「様々なシナリオの対応」を関係者各位との話し合いを重ねながら模索しているところであり、加えて今回はホストの「我々に開催の責任がある」とも強調。開催不可の場合は0−3で敗退を意味する。「だから我々は別の場所を探しておかなくてはならない」
ただそれも決して容易なものではないことは明らかだ。各国それぞれのコロナ感染状況や対策などを照らし合わせ、その中から適切な会場を、非常に短期間のうちに見出さなくてはならない。加えて移管費用はグラードバッハもちとなるために金銭的な問題もでてくる。そこでデンマーク首都コペンハーゲンに本拠地を構えるFCミッティランに問合せを行っているところであり、また「UEFAとも常に意見交換をしている。彼らは開催にむけてサポートしてくれているし、協力的に対応してくれている」と賛辞もおくった。
宿敵ケルンとのダービーマッチ
その一方で週末には強力なライバル関係にある、1.FCケルンとのダービーマッチが控えているところであり、最近4試合で3勝をおさめている相性の良さと、2021年に入ってから6試合で勝ち点14を獲得する勢いに乗り臨みたいところ。「1月からうまくやれているね。ただまだ改善点はあるが」とローゼ監督。「ただケルン戦はいつだってビッグマッチ。それに彼らは上昇傾向にあり安定感も増している」と警戒心を示した。
ちなみにちょうど1年前に行われたこのダービーマッチが、ブンデスリーガ最初の無観客試合開催にもなってしまったのだが、改めてローゼ監督は「決して望ましいことではないが、慣れてきたね。ただ観客からの後押しがないことに寂しさはある。それによって終盤の展開に違いが生まれたところもあっただろうからね」とコメント。なおこの試合から鼠蹊部に問題を抱えていた、「ヴァレンティーノ・ラザロが復調」し復帰を果たすことも明らかにした。