2023/02/18
グラードバッハ:バイエルン戦でテュラム、スカリーの出場が危惧

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水曜夜にボルシア・メンヒェングラードバッハが発表していたように、マーカス・テュラムとジョー・スカリーはチーム練習参加を見合わせている。両選手ともにふくらはぎの筋肉に問題をかかえており、個別メニューのみに終始した。そのため今度の土曜日に控えるバイエルン・ミュンヘン戦までに間に合うか、ともに時間との争いで先行き不透明なままとなっている。ただファルケ監督は、それでも「可能性はまだ残されているのだ」と前向きに答えた。「テュラムに関しては厳しいかもしれないが」
その一方で前節のヘルタ・ベルリン戦では欠場を余儀なくされていたラミー・ベンセバイニは復帰するも、出場停止だったユリアン・ヴァイグルはそれ以前には内転筋の問題に悩まされていた経緯もあったが、いまは胃腸の問題で出場が危惧。さらにルカ・ネッツは大腿に軽度の問題を抱えたために、木曜の練習参加を見合わせた。
バイエルン戦でも前を向くファルケ監督
一方でグラードバッハは年明けから不振が続き、特に最下位シャルケとドロー、同じく下位に沈むヘルタには1−4と完敗を喫した。「必死にボールを守るという意欲に欠けていた」と語る指揮官は、ただこれから迎える「ドイツサッカー界、いや欧州サッカー界でも最難関」と位置付けるバイエルン戦に向け、指揮官は「完売したスタジアムで迎えるのを楽しみにしているところさ」と意気込みをみせる。「全体的に相手がよりオープンにプレーをして、自分たちにスペースがある方が、自分たちには合っているんだ」
そしてここぞという試合では「常に特にいいパフォーマンス、気迫に満ちた精力的でアグレッシブなプレーで、対人戦にも勝利してきた。そして1度ホームでリードを奪えば常に優位に試合は展開してきたという背景もある。無論シャルケ戦やバイエルン戦を比較することはできない。だがそれでも今回はボーナスゲームなどではなく、あくまで勝ち点をとりにいく戦いなのだ」と前を向いた。