ヘルタのドイツＵ代表ＳＢ、ネッツと同じくグラードバッハ移籍か

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　ドイツユース代表で左サイドバックしを主戦場とする、ヘルタ・ベルリンで育成された若手選手。この条件を全て満たしているのが、現在ボルシア・メンヒェングラードバッハに所属するルカ・ネッツなのだが、だが全く同じ道を歩もうとしているもう１人の選手が存在する。ライニッシェ・ポストが報じた情報によれば、ルーカス・ウルリヒが今夏に契約満了に伴い退団、そしてその行き先候補としてグラードバッハの名前をあげているのだ。スカイによればすでに火曜日の時点で、昨夏にも関心をもっていたグラードバッハにＯＫサインを出しているとのこと。

　ドイツＵ１９代表としてプレーするウルリヒは、今シーズンはブンデス４部相当に属するセカンドチームにて主力を務めているが、ここまでトップチームでの出場はなし。とりわけヘルタ・ベルリンのトップチームでは、マキシミリアン・ミッテルシュテートが契約を延長し、さらに主将マルヴィン・プラッテンハルトも再び希望を見出しはじめるなど、ウルリヒにとって来季の展望は決して明るいものではなかった。ちなみにグラードバッハの左サイドバックでは、ベンセバイニが愚行によりしばらく出場停止が見込まれ、短期的にはルカ・ネッツにアピールの機会が訪れることだろうが、長期的にもそのベンセバイニは夏の退団が指摘されることから、ウルリヒにとっても魅力的な状況に思えたのかもしれない。

ヘルタ、ボエチウスが肩を負傷。ケンプは風邪

　ヘルタ・ベルリンではジャン＝パウル・ボエチウスが月曜の練習中に肩を負傷、これからしばらくの間は離脱を余儀なくされることが発表された。これにより古巣マインツ戦での欠場が暁なとなっており、膝の負傷を抱えるチデラ・エジュケ、そしてつま先に負傷を抱えるウィルフリード・カンガに続いて負傷者リストの仲間入りにもなっている。また守備陣においてもマーク＝オリヴァー・ケンプが火曜の練習を不参加。こちらは風邪をこじらせていたようだ。

グラードバッハ、引き続きオムリンとオルショフスキが欠場

　一方のグラードバッハでは先発のオムリン、バックアップのオルショフスキが共に離脱にあるため、ここ２試合はトビアス・シッペルが代役を務めているところだが、おそらく次のライプツィヒ戦も同様の形となるだろう。過度伸展を抱えるオムリンは「オプションになれない可能性が高い」とファルケ監督は明かしており、またオルショフウキは「珍しいウィルス性胃腸炎によって体重が５キロも落ちたんだ。回復には時間がかかるだろう」と語った。