2023/03/29

グラードバッハ:主将シュティンドルが回復。契約決断は「早い段階で」

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 火曜日より次節に向けて再始動したボルシア・メンヒェングラードバッハの練習場には、主将ラース・シュティンドルの姿も見受けられた。前節にホームで行われたヴェルダー・ブレーメン戦では、足を負傷しさらに病気も患ったために欠場を余儀なくされていたものの、すでにフルメニューこなすまで回復を果たしているところ。

 「もちろん1週間の休養となってしまったことは喜ばしいことではないが、ただそれでもまた復帰しているしケルンとのダービーまで時間はある」とファルケ監督は34歳の復調に期待。シュティンドル自身も日曜の試合を見据え、「クラブにとっても僕たちにとっても、そしてファンにとっても特別な試合。ぜひ勝利をおさめたいね」と意気込みをみせた。

 特に4試合未勝利と年明けから翳りがみえているグラードバッハにとっては、ここまで5得点6アシストとチームで3番目のスコアリングポイントを誇るベテランの復帰は好材料だ。守備面での改善も大きなテーマではあるが、やはりバイエルン戦以来勝利から遠ざかっている理由は、決定力不足に大きな影響を受けてのこと。

ヴィルクスSD「早い段階で結論を」

 そのケルン戦にむけた金曜日の会見で、ファルケ監督は「復調しているし、先週に練習できるに越したことはなかったとはいえ、火曜からフルメニューをこなしている。彼は主将で非常に重要なコンタクトパーソン。プレー面においても優れたクオリティをもつ重要な選手だ」と評価。一方で今夏までとなっている同選手との契約について、ヴィルクスSDは「ラースや他の選手たちにも言えることだが、特に新しいことは報告されているわけではない」とし、「もちろんかなり早い段階で結論を出すことでは合意している」と強調してうる。

 ただ今回のケルン戦では靱帯結合部の損傷を抱えるユリアン・ヴァイグル、そして半月板の損傷から復帰を目指すトニ・ヤンシュケについては、まだ個別調整でのリハビリが続いていることから復帰は見込めない。

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