2023/04/04

グラードバッハ主将シュティンドル、今回の契約は「人生設計に関わること」

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 果たしてボルシア・メンヒェングラードバッハの主将ラース・シュティンドルは、この夏の契約満了をもってクラブを後にすることになるのだろうか。それとも延長で合意し来シーズンもフォーレンの一員としてピッチに立ち続けるのだろうか?ケルンとのダービーを終えた34歳のベテランは、インタビューにて「まだ決断は下していないんだ。これは自分のキャリアプランの問題でもないし、他クラブからオファーを受けているわけではない。人生設計の話なんだ。だからこういう時には少し時間をかけて決断するものだと思う」と説明。

 グラードバッハとの交渉は「オープンかつ建設的」なもので、「時間を与えてくれ、僕のことをリスペクトしてくれている。それは特別なことだと思うし、僕もリスペクトしている。」と語っている。なおヴィルクスSDは「間も無く」の決着を示唆したが、シュティンドルは「この役割のプランをクラブが早く描きたいというのは理解している」としつつも「時間の期限があるわけではない」とも強調した。なお故郷のカールスルーアーSCからの関心が寄せられている。

 2015年にハノーファー96からグラードバッハに加入したアタッカーは、それ以来これまで263試合に出場して80得点をマーク。今シーズンはここまで5得点、6アシストを記録しているが、特に今年に入ってから失速をみせるチームの中で、前半戦だけで10得点をマークしていたテュラムがわずか2点、5得点をあげていたホフマンが3得点と伸び悩むなかで、4得点をあげるなど改めて頼れるリーダーとしての存在感をみせているところだ。

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