2023/04/07
グラードバッハ:ヤンシュケと来季まで延長、引退後のチーム残留を発表

©︎IMAGO/Revierfoto
ボルシア・メンヒェングラードバッハはこの夏に契約満了を迎えるところだった、トニー・ヤンシュケとの契約をさらに1年間更新したことを発表した。「トニーは17近くボルシアに在籍する、チームを代表する顔の1人であり柱だ。彼の言葉には重みがある」と、ローランド・ヴィルクスSDはコメント。2006年より同クラブに在籍してきた元ドイツユース代表は、守備のオールラウンダーとしてクラブ史上4番目となる出場記録をもっており、その中で入れ替え戦やチャンピオンズリーグでの舞台など浮き沈みを経験しているところ。「ファンのみんなからも僕がこのクラブに長く在籍していることを重視してもらっている。たくさんの感謝の気持ちを寄せてくれており、それは僕にとっても心地いいものだ」と述べている。
しかしかつて主力選手の1人として活躍したのは昔のことであり、今シーズンは負傷の影響もあって6試合の出場のみ。最近では半月板損傷から回復したばかりで、ようやくチーム練習参加を果たしたばかりだ。「もちろん自分のチームにおける役割というものは理解している。でもまだ体調はいいし、これからもまだチームに貢献していけると思っているよ」とヤンシュケ。ただそれでもこれまでの貢献から引退後もこのままクラブにとどまることも併せて発表。しかしながらまだ具体的な役職などは特に明かされていない。
中盤での対応を余儀なくされるグラードバッハ
ちなみにグラードバッハでは部分的にチーム練習をこなしたヤンシュケのほか、外側靭帯断裂と被膜断裂を負ったイヴァンドロ・ボルジェス・サンチェスも離脱中にある。またヨナス・ホフマンは個人的な理由で練習参加を見合わせた。また週末はクアディオ・コネが出場停止のため、ノイハウスがクラマーとダブルボランチを形成する可能性も、ワンボランチを採用する可能性も、木曜よりチーム練習に復帰したユリアン・ヴァイグルを起用する可能性もある。そこでは3バックもオプションだろう。
オムリンとテュラムが練習中に激しく口論
その一方で地元紙ライニッシェ・ポストが報じた情報によれば、水曜午後の練習でヨナス・オムリンとマーカス・テュラムが激しい口論になっていたという。どうやらオムリンはテュラムのプレーに不満を感じていたようで、実践形式の練習で敗者のチームにあった両選手は、オムリンが暴言を吐きチームメイトが介入するまでに発展。その後に沈静化していたという。ファルケ監督は「できれば負けた側のチームはあまり目立つものではないんだがね。まぁこういうこともあるし、燃えるものがあるならそれはそれでいい。感情的な議論だって構わない。ただそれは理性の範疇に限られてのことだ」と語った。