2023/04/11
オムリン、テュラムとの練習中の諍いについてコメント。「あれが幕開けに」

©︎IMAGO/Beautiful Sports
5試合連続未勝利からようやく今週末には、ヴォルフスブルク戦で2−0と勝利をおさめ、大きな安堵をつくことができたボルシア・メンヒェングラードバッハ。試合後DAZNに対してGKヨナス・オムリンは「前半はタフだったね」と述べ、グーモウによる先制点によって「良い戦いを演じる幕上げを告げられた。最終的には僕らは勝利に見合っていたと思う」と振り返った。
その一方で今週水曜日の練習中に、マーカス・テュラムとの激しい口論が伝えられていた同選手だが、このことについて尋ねられるとそれも、1つの幕開けになるものだったかもしれないと指摘。実際にそのテュラムはこの試合で1得点1アシストの活躍を演じている。「マーカスは素晴らしいパフォーマンスを見せており、最初の得点で強烈なプレッシャーをかけて、その後には自らゴールを決めてみせた。」
ただテュラムの方はこの一件については特に語ろうとはせず、今回の勝利をグラードバッハファンに捧げてサポートに感謝。「うちのファンは苦しい時期でも後押ししてくれるんだ」と語りつつ、「僕の今季の得点の半分はプレアのアシストによるものなんだ」とも指摘。「彼がいると得点につながりやすく、今回もアシストしてくれたことに感謝しているよ。理由はわからないんだけどね。同じフランス人だからなかな。プレーをよく理解してくれているし、一緒にプレーしていて楽しんだ」
テュラムやベンセバイニに、一部ファンからはブーイングも
しかしながらここのところの不調ぶりから、一部ファンからは同じく今夏で契約満了を迎えるベンセバイニとともに、試合中にブーイングが。ファルケ監督は「苛立ちや不満は理解できるし、こういう大きなクラブでは多少感情的になるのは当然のこと。ただそれを大袈裟にとらえるべきではない」と述べ、「うちを決断しなくともこれまでの貢献をみせてくれたのだ。我々は彼らをサポートしていくべきだ」と強調した。
「彼が今日のような姿をみせればファンの気持ちを取り戻していくことだろう。ラミーも含め最後までハードワークしてくれれば良い立場を残していけるはずだ」なおテュラムの方は、この夏の移籍問題についてもあまり語ろうとはせず、何も決まっていないことを強調した上で「そもそも今晩、何を食べるかだって僕はわからないんだから」と笑顔をみせて語っている。
グラードバッハ、シッペルと契約を延長
ボルシア・メンヘングラードバッハは、トビアス・シッペルとの契約を2024年まで1年延長したことを発表した。2015年にフォールスに移籍したGKは、それ以来、常にナンバー2としての役割を担っており、「”トビ “は様々なことが起こったボルシアでの約8年間において、常に必要なときにいつもそこで存在感を発揮してくれていた」とヴィルクスSDは評価。「今その役割は少し変わったが、ピッチの中でも外でも、我々にとって重要なファクターであることに変わりはない」と言葉を続けている。