グラードバッハ：シュマットケ氏がSDで復帰？オルショフスキは長期離脱へ

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kickerが情報によるとボルシア・メンヒェングラードバッハでは、ローランド・ヴィルクスＳＤが陣頭指揮をとる競技部門の強化をはかることになるようだ。まだ役職は不明ながらおそらくＳＤとしてニルス・シュマットケ氏が、スカウティング・ディレクターのシュテフェン・コレル氏とともに入閣。そのためヴィルクス氏が競技部門の取締役に昇格する可能性がある。これまでの分析から競技部門の責任領域を複数の肩に分散させるために、首脳陣の層に厚みをもたせる可能性は以前からしらされていた。

先日にリヴァプールのSDに就任したイェルグ・シュマットケ氏を父にもつニルスは、２０１９年４月から２０２０年５月までグラードバッハに在籍し、当時はスカウトとして勤務。それ以前は１.FCケルンでも同様にスカウトを務め、グラードバッハを経て、VfLヴォルフスブルクのスカウト部門のマネジメントを担当。親子で最近まで仕事をしていた。そんな中で新たな挑戦を求めていた同氏は、最近ではアルミニア・ビーレフェルトの次期SDとして最有力候補と目されていたものの、最終的には断りを入れこれからグラードバッハでの再編成に尽力していくこととなる。

オルショフスキが負傷のため長期離脱

水曜日に行われたハレシャーFCとのテストマッチにて、左手の親指を負傷したヤン・オルショフスキが、その後の検査で「骨の損傷」も確認されたために、これから長期間離脱することが明らかとなった。これにより開幕時は４番手もいまや２番手まで浮上した２１歳のＧＫについては、７月７日により再集結して９日から練習を再開するチームから出遅れることに。

　２００９年に門を叩き、２月はじめには２０２７年まで契約を更新した同選手は、思わぬ形で今季ブンデス４試合で出場し「１年前には誰も思わなかったことでクールだよね。でもセカンドチームでもプロでの練習でも全力を尽くした結果だと思う」とコメント。それはヴィルクスSDも認めるところだが、ただひとまず今は負傷からの回復に努めることになる。