2023/06/06
メッシ退団のパリSG、アセンシオに加え、ウガルテもチェルシーとの争奪戦制し獲得へ

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今季は悲願のワールドカップ制覇、そして2年過ごしたパリ・サンジェルマンでの苦悩のシーズンと退団という、浮き沈みの激しいものとなった、リオネル・メッシ。すでにシーズン中からその行き先をめぐりさまざまな憶測が流れており、巨額のオファーが伝えられるサウジのアル・ヒラルが有力視されているものの、その一方で代理人を務める父ホルヘが古巣バルサのラポルタ会長と会談。「バルサ復帰なら嬉しい」と述べるなど、まだその可能性はあるようだ。
その一方でそのメッシを失うことになるパリ・サンジェルマンではオフェンスの強化を視野にいれ、この夏にボルシア・メンヒェングラードバッハとの契約を満了する、マーカス・テュラムに関心を示していると、『L’Equipe』が報道。すでに最初の話し合いも終えているが、ただ25歳のフランス代表ストライカーの獲得に向けた決断は、まだ時間をかけたい考えのようだ。
むしろパリでマルコ・アセンシオ(27)のパリ・サンジェルマンへの移籍が間近に迫っている模様。この夏にレアル・マドリードとの契約を満了するウィンガーは、『L’Equipe』が報じたように新天地と4・5年の契約を締結するため、月曜日にパリに到着しメディカルチェックを受けているという。
さらにそこにはマヌエル・ウガルテの姿もあった模様。スポルティング・リスボンに所属する22歳のMFについては、チェルシーも獲得に乗り出していたが、より高額なサラリーを提示したパリ側に軍配があがったようだ。これはイギリスとフランスのメディアが報じたもので、獲得に際しては例外条項に定められた6000万ユーロが支払われる見込み。
チェルシー、2年後に向けた補強
ただまずはチェルシーとしては膨れ上がったチームの縮小化をはかる必要があるだろうが、いずれにしてもエクアドルから16歳の若武者、ケンドリー・パエスを迎え入れることになった。加入は18歳となってからとなるため2年後のことであり、中盤を主戦場とする期待の逸材はエクアドル1部リーグで史上最年少デビュー、そして得点記録も樹立している。