2023/07/20
板倉滉とプレアが「これからもグラードバッハと歩むと言ってくれた」

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ボルシア・メンヒェングラードバッハではこの夏は大きな変革期にあり、監督交代のみならず主力選手、たとえば点取り屋マーカス・テュラムやドイツ代表MFヨナス・ホフマン、主将ラース・シュティンドル、そしてDFラミー・ベンセバイニら、フィールドプレーヤー10人中4選手が退団。今冬のヤン・ゾマーを含めれば11人中およそ半数となる5選手が移籍したことになる。
さらにグラードバッハではそれ以外の選手たちにも移籍の可能性が取り沙汰されており、例えばニコ・エルヴェディについては、英国メディアによればウォルバーハンプトンに近づいており、来夏まで契約延長に応じなかったスイス代表DFの移籍金は900万ユーロと見積もられているところ。またフロリアン・ノイハウスについても将来は不透明となったまま。ただSSCナポリ移籍の可能性が取り沙汰されていた板倉滉については、アラサン・プレアと共にグラードバッハ残留の見通しとなった。
これはホフマンの穴埋めにフランク・オノラ、そしてテュラムの穴埋めにトマーシュ・チュワンチャーラを獲得しているグラードバッハにとって、少なくとも2つのポジションについては穴埋めに迫られないことが明らかであることは朗報だ。
地元紙ライニッシェ・ポストは、『RND』(Redaktionsnetzwerk Deutschland)に対するヴィルクスSDのコメントを紹介。そこで同氏は、「2人ともグラードバッハにこれからもコミットし、「このクラブが歩んできた道を歩みたい。決して容易な道のりではないことは承知していても。グラードバッハで居心地良く過ごせているし、ぜひ責任を負っていきたいと思っている」と言ってくれたんだ。これは本当に嬉しいことだよ」と語っている。