リヴァプールの元主将２人が再会、退団発表のジョーダン・ヘンダーソンがサウジのアル・イテファクへ

　
ジョーダン・ヘンダーソン（33）が自身のインスタグラムの中で、動画を通じリヴァプールからの別れを宣言した。「この12年間を言葉にするのは難しいし、別れを告げるのはもっと難しい。僕はずっと死ぬまでレッドだ。今まで本当にありがとう。決して一人では歩けない道のりだった」長年にわたりリヴァプールの中盤を形成しつづけてきたベテランＭＦは、もう間も無くしてサウジアラビアのアル・イテファクに加入。１２年過ごした先の新天地には、元リヴァプール主将スティーブン・ジェラード監督との再会を果たす。

　それに先駆けてアル・イテファクは新加入の選手を発表した。元フランスＵ２１代表で２０１８年にセルティックから加入して以来５年在籍したオリンピック・リヨンとの契約をこの夏に満了、先日に２７歳の誕生日を迎えたムサ・デンベレがフリートランスファーで加入。加えてクラブ・ブルージュからスコットランド代表ＣＢジャック・ヘンドリー（28）も獲得している。ここのところ席巻するサウジアラビアの政府系ファンドが買収した4クラブのうちの1つではないにもかかわらず、アル・イテファクもまた非常に積極的だ。

　その一方で来る者あれば、去る者もあり。「クラブやリーグの再編成の流れ」を理由に、アル・エティファクならびにサウジアラビアのリーグから「半年が経過し、これからはまた別の道を歩むことで、友好的に合意に達し決断した」と明かしたのが、元ドイツ代表アミン・ユネスだ。自身のインスタグラムを通じて発表した２９歳のアタッカーは、すったもんだの末に２０２２年冬にフランクフルトからサウジに渡るも、わずか１年でオランダのユトレヒトにレンタル移籍。この夏に復帰したばかりだった、なお現時点ではまだその行き先については明らかにはなってない。