2023/08/01

板倉滉の新たな相棒、グラードバッハがマクシミリアン・ヴェーバーをレンタル

©︎IMAGO/Eibner Europa

 既報通りボルシア・メンヒェングラードバッハは、マクシミリアン・ヴェーバーを迎え入れたことを発表した。25歳のオーストリア人選手は1年間の期限付きにてリーズ・ユナイテッドから加入。背番号は39を身につけ、守備の安定化を期待するヴィルクス競技部門取締役は「クラブシーンのみならず、代表でも培ってきたトップレベルの経験は、この若いチームにおいてプラスに働くことだろう。責任を積極的に負っていくレフティは、戦術的な面でもその力を発揮してくれることだろう。センターバックのみならず左サイドバックでもプレー可能だ」と説明。

 その一方でラピド・ウィーンでプロへの階段を上り、2017年にアヤックス、2019年にザルツブルクに移籍し、今冬移籍金1200万ユーロでリーズに渡っていた、代表16試合の経験をもつ同選手は、新天地の印象について「僕にとってずっと興味深く、これまで多くのオーストリア出身の選手がプレーしてきた、この伝統的なクラブの試合を好んで目にしてきた。このとても魅力的なタスクを本当に楽しみにしているところだよ」と語った。これからはおそらく逆にプレミア、ウォルバーハンプトンに移籍するであろう、ニコ・エルヴェディの穴埋めとして左のセンターバックとしてプレーすることになるだろう。

 早速それが土曜日に本拠地ボルシア・パークにて開催される、モンペリエとのテストマッチで実現するかはわからない。ただ「体調は万全さ。準備はできている。まだ監督とはそのことについては話していないけど、できればすぐにファンに自分のことを見てもらえたらいいね」とヴェーバーは語った。「できるだけ高いレベルで多くプレーしたい。そのために移籍を決断したんだ。そしてサッカー選手としての夢の1つであるユーロに向けて、オーストリア代表入りにむけアピールしたい」ただトマーシュ・チュワンチャーラもモンペリエ戦に出場できるかは不透明だ。同じく今夏加入の新戦力だが、こちらは練習を途中で中断しており、これが負傷によるものなのか詳しいことはまだクラブ側より明かされていない。

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