2023/08/08

グラードバッハ:ユネスが9年半ぶりにプレー。エルヴェディやフラウロ移籍の進展は?

©︎IMAGO/Brauer-Fotoagentur

 日曜日に行われたボルシア・メンヒェングラードバッハのセカンドチームでのテストマッチでは、驚くべきことにアミン・ユネスがピッチにその姿をみせ、しかもこの試合で90分間フル出場を果たす様子が見受けられていた。この試合ではブンデス4部相当のリーグ戦(vsヴッパータール)で出場機会の少なかった選手にプレーの機会を設けたもので、今回はブンデス5部相当(ヴェルディンゲン)を相手に2−5と敗戦を喫している。

 ただユネスにとっては2014年4月以来となる、実に9年半ぶりのグラードバッハのユニフォームを着てのプレーとなったのだが、これはクラブへの復帰を意味するものなのだろうか?「それは全然考えにはないよ」と、ニルス・シュマッケSDはクラブ公式にてコメント。「アミンは現在フリーのため、ここで体調を整える機会を希望していたんだ。長年ここに在籍してくれた選手だしその要望に応えたんだよ。新天地に向けての準備をここで整えていくが、ただそれはグラードバッハのトップチームにはならない」と述べている。

フラウロをレンタル、エルヴェディは「様子見」

 そのほかの人事についてもシュマッケSDはいくつか情報を公開しており、例えば若手MF「オスカー・フラウロを1シーズンレンタルする可能性はある。彼は今できるだけ高いレベルでの実践経験の蓄積が必要な年齢であり、彼とオープンで透明性のある話し合いをしているところだよ。またこちらに復帰後はすぐにレギュラー争いを展開できるよう、レンタルがうまくいくよう願っているところさ」と説明。

 またウォルバーハンプトン移籍間近ともいわれながら、ここ数日は音沙汰のないニコ・エルヴェディに関しては、「この2週間は多くのことが語られてきたが、しかしまだ決定したわけではなく今後の動向を見守るしかない。あくまでサッカーの面でも金銭的な面でも我々にとって受け入れ可能な状況であれば、それを拒否するようなことはしないだろう」と強調した。

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