2023/08/10
グラードバッハ:エルヴェディの退団迫る、コネは負傷のため一転残留へ

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ニコ・エルヴェディが8年間在籍した、ボルシア・メンヒェングラードバッハを後にしようとしている。これはヴィルクス競技部門取締役が明かしたもので、「ニコはこの8年間、我々の下で素晴らしいパフォーマンスをみせてくれた。そんな彼がこれから新たな挑戦を求める時期にさしかかったことは、決して非難されるようなことではない。彼はこれから新しいことにチャレンジしたいと考えており、我々もまたその気持ちを理解しているよ」と火曜日にコメント。さらに翌日には地元紙ライニッシェ・ポストにも、「彼から8年ぶりに移籍したいという考えを伝え聞いた」と述べ、「我々としてはクラブのために100%献身的な選手だけを求めている」と言葉を続けている。ただしその移籍先については、有力視されるウォルバーハンプトンなどの名前はあげることなく「クラブと交渉中だ」とだけ説明。1つ明らかなことは、エルヴェディとの契約は来夏までしか残されていないということである。
さらにヴィルクス氏はエルヴェディに加えて、マヌ・コネについても言及しており、6月末に行われたU21欧州選手権にて膝を負傷し、現在はピッチから離れているフランス人MFについては、以前よりパリ・サンジェルマンやリヴァプール、マンチェスター・ユナイテッド、チェルシーといったビッグクラブからの関心が寄せられ、負傷前には移籍金として3000万ユーロ以上が見込まれていたものの、現状では特にこちらは契約を2025年まで残していることからも売却は論外である。「我々は彼をチームに残すことを決断したし、彼自身もここでやってやろうという気持ちになっている」とヴィルクス氏。ただそれでもとてつもないオファーが届くようなことがあれば、それはそれで考えることにはなるだろうが、「ひとまずは残る、そして回復を目指す。それが我々の計画ということだ」と語った。