グラードバッハ、開幕戦のボランチは板倉滉？ノイハウス？

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　もうまもなく迎えるブンデスリーガ開幕戦に向けて、ボルシア・メンヒェングラードバッハではユリアン・ヴァイグルとコンビを形成する、もう１人のボランチ起用への判断が迫られている。今夏の準備期間で負傷し貴重な時間を離脱していたフロリアン・ノイハウスは、先週金曜の今季初の公式戦ドイツ杯初戦では後半開始から出場。しっかりと間に合わせた２５歳はドイツ代表コンビで７−０での大勝劇に貢献。自身も５−０とするオノラの得点をお膳立てするなど攻守で活躍をみせた。

　その前半でこの試合先発出場していたのが、板倉滉である。前半ではヴァイグルと共に中盤を形成して４−０での折り返しに成功しており、今回のアウグスブルク戦では果たしてどちらをセオアネ監督は先発起用してくるか。特にノイハウスが無事に復帰戦を飾ったこと、そして守備面で強みをもつ板倉を３バックの中心に配置できることなど、おそらくはノイハウス起用の可能性が高い。また”静”のヴァイグルを深い位置から攻撃に転換する”動”のノイハウスは、もともとはＣＭＦの左側を最も得意とする選手だ。

　加えてボルシア・メンヒェングラードバッハではクアディオ・コネが夏のＵ２１欧州選手権で負傷して以来、いまもなお長期離脱中であり、同じく膝を負傷したクリストフ・クラマーも不在というなかで、板倉滉もオプションの１つとしながらも、ノイハウスという選択肢がここで戻ってきたことの意味は、今のグラードバッハのチーム状況においては、改めてより大きな意味をもつものといえそうだ。