2023/08/29

マンC移籍希望でヌネスがストライキ?売却ならウルブスはエルヴェディ獲得の流れか

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 プレミアリーグ開幕3連勝で首位に立った、マンチェスター・シティ。だが順調なシーズンの立ち上がりとは裏腹に、ケヴィン・デ・ブライネが負傷離脱のため最大4ヶ月の不在がみこまれることから、まもなく閉幕をむかえようとしている夏の移籍市場において更なるアクションを視野にいれているところ。そこで当初グアルディオラ監督はウェストハム・ユナイテッドの、ルイス・パケタ獲得を模索するも賭博疑惑により取りやめ。そして現在はマテウス・ヌネスに関心を示しているところ。

 昨夏にスポルティング・リスボンから移籍金4500万ユーロでウォルバーハンプトン・ワンダラーズに加入した、ブラジルの首都リオデジャネイロ出身の25歳は、移籍初年度では34試合出場してわずか1得点1アシストに終わったものの、それでもポルトガル代表として11試合に出場しているその資質への評価は変わることなく、また選手本人も延長オプション付きでの2027年までの契約を残しながらマンC行きを希望しているところ。

 複数のメディアによれば同選手はトレーニングのボイコットまで行ったようで、マンチェスター・シティからの5500万ユーロといわれるオファーに断りを入れたとみられるウォルバーハンプトンの首脳陣に改めて移籍を直訴。しかしながら今季のプレミア残留を目指すクラブとしては、仮に売却に応じるとしても更なる金額の改善がない限りは応じる用意はないようで、三者ともに移籍市場閉幕まで忍耐力を試されることになりそうだ。

 そしてもう一人我慢を強いられているのが、そのウォルバーハンプトンへの移籍が以前より取り沙汰されている、ニコ・エルヴェディ所属のグラードバッハである。契約最終年度にあるこの夏、本人の希望を尊重して移籍を容認し代役(ヴェーバー)を獲得した首脳陣としては、決して負傷での頓挫という事態は避けたいことから今は練習参加さえも見合わせる日々が続いており、まずは資金づくりを目指すウルブスでは今回のヌネス売却が1つの契機となる可能性はあるだろう。特にスカイの情報によるとエヴァートンFCも獲得レースに参戦しているようだ。

エルヴェディ以外にも多数練習不参加

 なおグラードバッハではこの日、風邪を患っているそのヴェーバーとジョー・スカリー、負傷したルカ・ネッツ(筋肉系の問題)とキアロディア(軽度の過度伸展)も練習不参加。またともに膝の負傷から回復中のクラマーとコネはバイエルン戦でもオプションとはならず、契約によれば復帰時期は今回の代表戦期間後ということになる模様。

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