2023/08/31

ウニオン、ジョルダンがグラードバッハ移籍へ。ベッカーは負傷のため危険信号

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 間も無く移籍市場も閉幕を迎えようという頃、ボルシア・メンヒェングラードバッハでは更なる攻撃の強化を視野に入れているところ。その候補として浮上しているのがウニオン・ベルリン所属ジョルダン・シエバチュであり、RMCスポーツではすでにメディカルチェックが間も無く完了済みになるとのこと。キッカーでもこの夏での移籍完了への目処がついたとの情報を得ており、どうやら買い取りオプションつきのレンタルという形になりそうだ。

 特に夏の合宿中にヴォルクス競技部門取締役は「誰もが34試合すべてに出場できるとは限らない」と指摘していたように、グラードバッハではトマーシュ・チュワンチャーラのバックアッパーを模索。さらにジョルダンのプレースタイルに関しては、そのチュワンチャーラとの共存もはかれることだろう。加えてセオアネ監督の下でヤングボーイズ時代にプレーしたことも好材料であり、2021/22シーズンにスイス1部で22得点を記録その後にウニオンへと渡り、ブンデス31試合で4得点3アシストをマークしていた。

ベッカー、負傷のため移籍が思うように進まず

 またウニオン・ベルリンでは以前よりシェラルド・ベッカーが、海外移籍を視野に入れていることが報じられていたものの、しかしながら28歳のアタッカーは筋損傷を抱え移籍に危険信号が点っている。ウニオン側としてはおそらく移籍への障害は儲けたくはない考えで、いずれにしても既存の29名は供給過多であり今夏にはフォファナをすでにチェルシーから獲得している。

ウニオン、スカルケやカウフマンも新天地模索

 また既存のシステムで役割を見出せない、以前より昨季後半戦でレンタル移籍していた現在ブンデス2部、シャルケとの繋がりが指摘されているティム・スカルケや、コペンハーゲンから加入するもブンデスリーガでメンバー外が続くミケル・カウフマンについても、同じくブンデス2部のハノーファーなど新天地を求める可能性が指摘されているところだ。

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