2023/09/01

ウニオン:ハインツとスカルケが共に古巣復帰。ジョルダンはグラードバッハ移籍

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 ウニオン・ベルリンでは夏の移籍市場閉幕前に活発な動きをみせており、。昨季後半戦ではシャルケにレンタル移籍し、そこで2部降格を喫して夏に再びウニオンに戻っていたティム・スカルケが、そのシャルケと入れ替わりでブンデスに昇格し、2022年夏にウニオンに加入するまで在籍していた、SVダルムシュタットへと復帰(ダルムシュタット時代は公式戦81試合で13得点7アシスト)。26歳のミッドフィルダーはもはやウアス・フィッシャー監督の下で役割を失っており、オフェンシブであればポリバレントに起用可能なスカルケは新天地を模索。前述のシャルケも移籍先候補として長く浮上していた。

ドミニク・ハインツもケルン復帰

 また既報通り、1.FCケルンはセンターバックの補強として、ウニオンからドミニク・ハインツ(30)を復帰させた。2015年から2018年まで同クラブに在籍していた左利きのビッグマンは、その後にフライブルクに移籍するまで108試合に出場。それからウニオン・ベルリンへと移籍していたのだが、しかしながら思うようになかなか事は運ばずに、昨季は同じブンデスリーガのボーフムにレンタル移籍。そして今回は改めて、ケルンとは2024年6月30日までの1年契約を締結している。

ジョルダンはグラードバッハ移籍

 さらにウニオンからはジョルダン・シエバチュがボルシア・メンヒェングラードバッハに移籍。ヴィルクス取締役が「典型的なセンターフォワード」と評価する27歳は1年間の期限付きでの加入ながら、グラードバッハ側に買い取りオプションも付随した。「中央の前線でアンカーとなれる、ブンデス経験もある選手で、うちの攻撃に好影響を与えてくれるだろう」と期待するように昨季アウォニイの穴埋めと加入した米国代表は、ブンデス31試合に出場して4得点、3アシストをマーク。ただ半数はベンチからで、今夏にフォランドが加入したことも移籍を後押しした。またヤングボーイズ時代にセオアネ監督の指導も受けた経験もプラスに働くことだろう。(当時リーグ戦32試合で12得点4アシスト)

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