2019/01/23
ハノーファー、ひとまずブライテンライター監督は続投

新年の幕開けで思うような結果を得られなかったハノーファー96。今冬の冬季休暇では、昨年のうちに再始動するなど長期的に取り組むも敗戦。これで最近7試合での勝ち点はわずか2となり、アンドレ・ブラインテンライター監督には大きなプレッシャーがのしかかっていたが、ひとまずはこのまま指揮を執る判断が下された。
「勝ち点11、17位という状況の中となり、我々は話し合いを行った。その結果、我々はブライテンライター監督が首位ドルトムントを相手に、別の姿をみせてくれるものと期待している。今はそれ以上に発表することはない」と、マネージャーを務めるホルスト・ヘルト氏はコメント。マルティン・キント会長も 「ドルトムント戦で指揮を執るのは、引き続きアンドレ・ブライテンライター監督だ」と語った。
これでクラブ側からは正式な支持が表明された形ではあるが、しかし既に後任候補としてはミルコ・スロムカ氏、マルクス・ギズドル氏、そしてトーマス・ドル氏らの名前が浮上。おそらくはクラブ内でも同様であろう。
「当然、我々は競技部門の首脳陣らとともに話し合っているし、不測の事態に陥った場合の候補者にも目を向けている。プロとしてハノーファーでの責任を負えるだけの人物をね。今後に変化が生まれるところまではいかないにしても、市場には目を向けることにはなる」とキント会長。
監督と同様に、選手の補強についても目を向けていることだろう。資金は手元にある。あとはそれを有効活用していくということだ。「まずしっかりと納得できるものじゃなくてはならない。確実に補強につながるとね。現実的に目標達成につながると。そうじゃなくては資金の提供は行えないし、それが話し合いのテーマ、ポイントとなっている。」
そのため別の言い方をするならばノーファーでは、間も無くして大きな変化が生まれる可能性はまだ残されたといえる。選手補強の面においても、監督交代の面においても。