2019/01/27
浅野・原口所属のハノーファー、ブライテンライター監督を解任
昨日に行われたボルシア・ドルトムント戦にて、1−5と敗戦を喫したハノーファー96は、その翌日の日曜日にアンドレ・ブライテンライター監督の解任を発表した。すでに前節のブレーメン戦後にも、退任は確実視されており、1部昇格へと導いたブライテンライター監督の地元ハノーファーでの戦いは、2年間で幕を閉じたことになる。
2017年3月に、ダニエル・シュテンデル監督を引き継ぐ形で就任したブライテンライター監督は、それから軌道修正することに成功して、シュトゥットガルトに次ぐ2位での1部昇格に成功。さらにその昇格1年目では、特に残留の危機に瀕することなく13位でフィニッシュすることに成功した。
だが昨夏には守備の要ナウドがシャルケへと移籍。昨季のチーム得点王ニクラス・フュルクルークや、ウィングの主力であるイフラス・ベブーなど、相次ぐ負傷離脱にも泣かされ、ここまでリーグ戦19試合でわずか2勝。自動降格圏内となる17位に低迷している。
さらに先日にブライテンライター監督は、進退問題に揺れるなかでクラブ上層部から「話をしてもらえていない」ことへの不満を示す場面も見受けられており、ドルトムント敗戦後には「明確な言葉」を求め、最終的に解任という結果になってしまった。
シャルケ時代でも共に戦った、マネージャーを務めるホルスト・ヘルト氏は、1部昇格、そして昇格年度での残留へ導いたことへの感謝の気持ちを示すと同時に、ここまで「軌道修正をはかるために全力を尽くしてくれた」と評価。「だがそれが叶わず、残留のため新たな刺激を注入する必要性を感じた」ことが解任に至った理由として説明している。
後任候補として名前が上がっているのはミルコ・スロムカ氏(51)、トーマス・ドル氏(52)、さらに大穴でフェリックス・マガト氏(65)にも可能性がある模様。