2019/05/29

ハノーファー、スロムカ監督復帰!シュラウフドラフ氏はSD就任


 既報通りにハノーファー96は、ブンデス2部として迎える来シーズンより、ミルコ・スロムカ監督が復帰を果たすことを正式に発表した。さらにヤン・シュラウフドラフ氏のSD就任も発表。首脳陣を一新し、1年でのブンデス復帰を目指す。
 これまでハノーファーの次期監督候補としては、ブンデス2部首位ながらシーズン終盤で解任されたマルクス・アンファング監督、さらに元ザントハウゼンケナン・コチャク氏らとの交渉が伝えられており、ドル監督との話し合いについてもキント会長が強調してはいたものの、しかしながら就任から3勝1分11敗に終わり2部降格を喫する結果となっていた。
 ハノーファーからほど近いヒルデスハイム出身の51歳は、2001年から2004年までアシスタントを務め、2010年から2013年12月までトップチームの監督へと就任。そこでリーグ戦135試合で54勝25分56敗をおさめ、2011年は4位、2012年は7位でそれぞれヨーロッパリーグにも出場するなど一時代を築いた指揮官。
 一方でヤン・シュラウフドラフ氏は、2008年にバイエルン・ミュンヘンからハノーファーへと移籍して2015年までプレー。スロムカ監督の下でもプレーしており、ハノーファーではブンデス1部通算140試合に出場して17得点23アシストをマーク。本来は来季からアシスタントマネージャーとして復帰予定だったものの、ヘルト氏解任から先月に前倒しで就任しており、ゲリー・ツーバー暫定マネージャーのサポートを行っていた。

 本日午後3時半に行われた就任会見の席にて、スロムカ監督は「モチベーションに溢れている。またここで素晴らしい経験を味わいたいし、全力を尽くす」とコメント、契約期間は2021年までとなっており「2部で戦っていくため、気合いを入れて臨むよ」と意気込みをみせた。「全力を尽くさなくては。重要なことは、選手たちを盛り立てていくということ。成功に導ける選手たちをピッチに送り出す」
 またシュラウフドラフ氏は、「良い意味でサプライズをみせていきたい。既存の選手もこれから加入する選手も、これからやるぞという気概をもってくれないと困る。」との考えを示し、さらにマルティン・キント会長は、「このチームを代表する、監督、選手としての関係で成功を納めてきた二人」の復帰に喜びをみせた。
 

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