2022/12/16

室屋成、ハノーファー残留?移籍?2年前の原口元気とほぼ同じ境遇に

©️IMAGO

 今冬カタールで開催中のワールドカップ参加という夢を叶えられなかった、室屋成。昨年11月に日本代表から招集を受けた際にもベンチで過ごしちた右サイドバックは、今年の9月に行われたW杯前哨戦の日本代表欧州遠征直前に、負傷をおう不運に見舞われてアピールの機会を逸し、最終的にはハノーファーで元同僚の原口元気と共に涙を呑むことになった。とりわけ室屋にとっては、まさに上昇気流に乗っていた矢先だっただけに悔やまれるところがあるだろう。

 この夏ではライバルのデームに開幕戦で先発の座を譲る苦しい立場で迎えるも、ライトル新監督の下で採用された3バックにより攻撃的役割に変更したことが功を奏して、その後は先発起用された室屋は前半戦だけで3得点をマーク。特に過去2シーズンでは無得点であったことからも、いかにその変化が大きいかが理解できるというものだ。当然ながらクラブ首脳陣は今季いっぱいまでとなる契約更新を目指しており、マンSDは「慰留したいのは秘密でもなんでもないし話し合いをしている」と述べ、またキント代表は「サインがなければ」としつつも「残留してくれるだろう」と地元紙ノイエ・プレッセにてコメント。

 室屋自身もインタビューの中で「残留は想像できるし、家族が快適に過ごせていることは非常に重要」とし、「妻がワールドカップ開催期間はこのままドイツで過ごしましょう、と話していた」と明かしたことは良いシグナルであることは間違いない。それでも29歳という年齢でフリーというタイミングは、前述の原口元気がコチャク監督就任から決定力は改善し、その後にウニオン・ベルリンに移籍した状況と、奇しくもほぼ同じということからも、慎重に判断したいところではあるだろう。

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