2023/03/08

独誌kicker移籍情報:〜3月8日まとめ

 ドイツNo1サッカー専門誌『キッカー』より、ブンデスリーガを中心とした欧州サッカーの主要移籍情報Live Tickerを翻訳・掲載。さらに日本人選手が所属するブンデス2部のクラブの情報もご紹介しています。


ビーレフェルト、シェルニング監督も退団

アルミニア・ビーレフェルトはここ数週間の競技面における低迷を受け、ダニエル・シェルニング監督との袂を分かつ決断を下した。これによりウリ・フォルテに続き、今シーズン2人目の解任劇となり、さらに最近ではアラビ競技部門取締役の退団も発表されたばかり。


ワトフォード、ワイルダー監督の招聘を発表

スラベン・ビリッチ監督の解任から間も無くして、英国2部ワトフォードFCはその後任として、クリス・ワイルダー監督の招聘を発表した。シェフィールド・ユナイテッドを3部からプレミアまで引き上げた経験をもつ同氏との契約は今シーズン終了まで。なおミドルスブラを昨年10月に退任していたことから、現在はフリーの状態となっていた。


仏1部最下位アンジェ、物議醸したブハザマ監督を解任

仏1部リーグ・アンにて最下位に沈むアンジェSCOは、アブデル・ブハザマ監督の即時退任を発表した。同氏は以前にセクハラ疑惑で裁判中のストライカー、イリエス・チェッティに関し「悪いことじゃない」「誰だって女性に触ったことはあるだろう」などと物議を醸す発言を行なっていた。


ビリッチ監督、わずか半年でワトフォード退団

ワトフォードFCスラヴェン・ビリッチ監督を解任した。プレミアリーグ昇格組として臨んでいる今季、特に最近のリーグ戦では苦戦が続いており、今季はプレミアからの降格組として望みながらも9位に甘んじているところ。とりわけ最近8試合で1勝しかあげられていないことが、就任からわずか半年でも解任劇につながってしまった。


ヘルタ、ウルリヒが退団の意向を伝える

地元紙『Rheinische Post』が伝えていた第一報通りにルーカス・ウルリヒは、ユース時代から過ごしたヘルタ・ベルリンからボルシア・メンヘングラッドバッハへの移籍に迫っているところ。将来が嘱望されるドイツU19代表は、左サイドを主戦場としており、獲得に際しては今夏で契約満了となるために移籍金の支払い義務は発生しない。スカイによれば火曜日にはヘルタに同選手が退団の意向を伝えており、ただスカイではグラードバッハだけでなくフランクフルトとも争奪戦が繰り広げられているとしている。


トラブゾンスポル、会長に続いて優勝監督も退団。

トルコ1部トラブゾンスポルアブドラ・アブジュ監督の解任に踏み切った。昨季は38年ぶりのリーグ優勝に導いた同氏だが、最近では最下位を相手に敗北を喫しており、その3日後に別れの発表がなされた流れ。先週にはアガオグル会長が辞任しており、アブジュ監督は「私が愛してやまないトラブゾンスポル、そしてこの美しい街と人々に別れを告げる、その日がやってきてしまったんだ」と同氏はツイッターにて別れを綴った。


ディエゴ・コンテントが32歳で引退を発表

かつては4歳の時から過ごしていたFCバイエルンで3冠達成を果たした、ディエゴ・コンテント。それから移籍を繰り返して2021年夏のブンデス2部ザントハウゼンでの退団を最後にフリーの状態が続いていた32歳は、ついに現役から引退することを決意したことを発表した。


チュルリノフ復帰を模索するシャルケ

シャルケダルコ・チュルリノフの復帰を視野に入れているようだ。同選手は昨夏にバーンリーFCへと移籍していたものの、新天地ではあまり出場機会に恵まれておらず、ここ6試合ではメンバーにすら入れない日々が続いているところ。そのため、『WAZ』の報道によるとシャルケ首脳陣は既にバーンリーと接触、夏の移籍にむけて話し合いを行ったという。


モイセス・カイセド、一転してブライトンと延長

1月終わりにはFCアーセナルからのオファーを受けていたモイセス・カイセドは、当時は移籍の意向を表明していたもののわずか数ヶ月のうちに翻意、一転してブライトン&ホーヴ・アルビオンとの契約を2027年まで延長した。さらにクラブは1年間契約を延長するオプションも確保。レンタルから復帰してからはレギュラーとしての地位を確保している22歳のMFは、今シーズンはここまでプレミアリーグで22試合で出場を果たしているところ。


ヴォルフブルガーAC、ドゥット監督を解任

オーストリア1部ヴォルスベルガーACは、ハルトベルク戦での敗戦後の翌日、ロビン・ドゥット監督の解任を発表した。458歳んドイツ人指揮官は昨季当初より就任し4位へと導く手腕を発揮したものの、しかしながら欧州カップ戦出場となった今季はここまで、リーグ戦20試合で12敗を喫していた。


ヴォルフスブルク、ファン・デ・フェンと延長

VfLヴォルフスブルクはオランダ代表DF、ミッキー・ファン・デ・フェンとの契約を2027年6月30日まで更新した。2021年8月からプレーする21歳は、これまで通算30試合に出場し1得点を記録。加入当初の契約は2025年までとなっていた。


バイエルン、シュポ=モティングと延長

バイエルン・ミュンヘンは、夏に満了となっていたエリック=マキシム・シュポ=モティングとの契約を、2024年6月30日まで1年間延長したことを発表した。33歳のカメルーン代表FWは2020年9月から在籍、これまで82試合の競技試合に出場して33得点を記録している。


バルセロナ、セルジ・ロベルトと延長

セルジ・ロベルト(31)は2006年から所属するFCバルセロナにて、夏以降もプレーしていくこととなった。右サイドバックとの契約は夏までとなっていたが、2024年6月まで延長。なおクラブが金曜日に発表したように、例外条項は4億ユーロに設定されているという。今季同選手は主にベンチスタートながらリーグ戦14試合で3ゴールという活躍をみせているところ。


ハノーファー、オンドゥアをセカンドチームに送致

2021年夏に加入して以降、ハノーファー96でブンデス2部通算29試合に出場しているガエル・オンドゥアだが、ここ1年は活躍からほど遠く契約はこの夏をもって満了。そんななかでライトル監督は「ガエルはもうチームの一員ではない、彼はチームやクラブよりも自分のエゴを優先した」と糾弾。ワールドカップに出場していた27歳は木曜から、すでにセカンドチームへと送致されている。


ヘルタ主将プラッテンハルト、今夏退団の流れ変わらず

一時はヘルタ・ベルリンにおけるマルヴィン・プラッテンハルトの状況は好転し、そしてむしろ来シーズンは残留の流れにあるかにも重合われたのだが、しかしながらヴェーバーSDはキャプテンを務める31歳の元ドイツ代表DFの残留の可能性を改めて否定している。

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