リヴァプール：新ＳＤにシュマットケ氏招聘。５９歳で初の海外&ビッグクラブ挑戦

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　リヴァプールＦＣは新たなスポーツディレクターとして、イェルグ・シュマットケ氏を招聘することを発表した。今年はじめにVfLヴォルフスブルクの競技部門取締役を退き、長年スポーツディレクターとして支えてきたマルセル・シェファー氏にその座を譲っていた同氏は、その際にサッカー界から身をひく考えを示唆していたものの、しかしながら完全に否定するものではなく、このたびジュリアン・ウォード氏の後任として、リヴァプールのスポーツディレクターに就任することが火曜午前にクラブ側より発表されている。

　フェンウェイ・スポーツ・グループのマイク・ゴードン会長は、「その豊富な知識と経験をもって、我々に非常に有意義な形で職務に活かしてくれることだろう」と述べ、「イェルグがユルゲン・クロップ監督を支えるサッカー部門において、あらゆる分野でクラブの発展へと繋げてくれることだろう」と期待感を示している。

　これからチーム作りを行うシュマットケ氏を待ち構えている状況、それは選手獲得においてチャンピオンズリーグ出場権を失うという、モハメド・サラーもその苛立ちを爆発させた苦境で、財政的にもそして選手に対する魅力的にもマイナス環境の中、すでに開幕前より声高に叫ばれていた世代交代という再編成を推し進めていかなくてはならない。ちなみにアーヘン、ハノーファー、ケルン、ヴォルフスブルクで活動してきた同氏にとって、今回は初の海外挑戦でありビッグクラブでの挑戦という意味合いももつ。

We can confirm Jorg Schmadtke has been appointed as the club's new sporting director.

— Liverpool FC (@LFC) May 30, 2023