逸材シャビ・シモンズがライプツィヒにレンタル、ハルステンベルクはハノーファー帰還

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　ＲＢライプツィヒＰＳＶアイントホーフェンから、シャビ・シモンズを獲得した。これは１度パリ・サンジェルマンが６００万ユーロに設定された買い戻しオプションを行使した結果であり、この世代では最も将来を嘱望される若き逸材の１人をレンタルにて迎え入れている。

　すでにオランダ代表経験もある２０歳のストライカーは、昨季オランダ1部３４試合に出場して１９得点、９アシストをマークするなど活躍を披露。その卓越したテクニックのみならず、左右両サイドや攻撃的ＭＦ、さらにトップの位置でもプレーが可能なポリバレントさも武器であり、「明らかに類稀な才能をもった選手」とエベールＳＤは評価。「攻撃的ＭＦにおいてこの世代の欧州で最高クラスの選手であり、その個の能力はブンデスリーガでも活躍できるものを示しているよ」と言葉を続けた。

　その言葉通りシモンズはバルサでの育成時代からトップタレントとしての評価を受けてきた選手で、それからフランス、オランダを経て、「僕からみてブンデスリーガは欧州トップリーグの１つであり、ライプツィヒはその中でも強豪クラブだ」とコメント。これからはこの夏の新戦力、バウムガルトナーやシェシュコ、オペンダ、カルバーリョらと共に、エンクンクやソボスライらが退団となったライプツィヒオフェンス陣の活性化が期待されるところ。背番号は２０。

元ドイツ代表ＤＦ、ハルステンベルクがハノーファー期間

　その一方でマルセル・ハルステンベルクが、ブンデス２部ハノーファー９６に復帰した。ライプツィヒ側が求めていたとされる１００万ユーロの移籍金をめぐり長期化していたものの、ついに解決策を見出すことに成功。「何度も話し合いを重ねた結果で快く応じてくれた人たちが何人もいたんだ。だからみなさんに感謝の気持ちを伝えたい」と、ハノーファーのマンＳＤはコメント。

　「昨季にブンデス、ドイツ杯、そしてチャンピオンズリーグの舞台でも活躍をみせた」元ドイツ代表の獲得は決して容易なものではなかったが、これにより「サッカーの面のみならず、人間的な面においてもチームにとって大きな助けとなる」戦力の確保に成功。ブンデスリーガ復帰に向け大きなはずみとなることだろう。

　なおユース時代をハノーファーで過ごし、２０１３年にザンクトパウリからライプツィヒへと移籍。そこで２０１６年にはブンデスリーガへと共に昇格したハルステンベルクは、今回の移籍の決断について「家族や友人もいるこのハノーファーでもう１度プレーしたいという気持ちをずっと持っていた。その機会が今回得られて本当に嬉しいよ」と語った。

ライプツィヒの遠征メンバーに意外な名前

木曜日にRBライプツィヒは総勢30名でブルネック／南チロルのトレーニングキャンプに向かったが、そのサクソンズのメンバーリストには意外な顔ぶれも含まれていた。昨年10月ペーター・グラッシ離脱に伴い急遽契約したオルヤン・ナイランド。契約は夏で満了となったが、今回は若手ティモ・シュリークが膝の負傷のための追加要員として参加することになった。（７月２０日追記）

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— RB Leipzig (@RBLeipzig) July 19, 2023