独２部日本人所属クラブ情報：ハノーファーがフォーグルザマー、スコットを獲得

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【ハノーファー：室屋所属】

木曜日にミルウォールFCとの契約を解消した31歳のアタッカー、アンドレアス・フォグルザマーが、ドイツのプロサッカー界に復帰することが明らかとなった。すでにドイツでKSC、1.FCハイデンハイム、ウニオン・ベルリン、SpVggウンターハヒング、ビーレフェルトでプレーし、163試合で49ゴール22アシストを記録。さ

　さらにハノーファーではクリストファー・スコットも獲得。ドイツユース代表で通算21回プレーしている21歳の攻撃的MFは、1年間のレンタル移籍で加入。さらに買い取りオプションつき。ベルギー１部ロイヤル・アントワープから加入となるスコットは、かつてバイヤー・レヴァークーゼンとバイエルン・ミュンヘンのユース部門での育成を受けた経緯がある選手だ。

キャリアの大半をハノーファーで過ごしてきたロン＝ロベルト・ツィーラーは、契約最終年度のままシーズンを迎えたものの「この地域と僕は密着しており、状態もいいから契約更新は想像できるものだよ」とコメント。「まだシーズンも序盤だから」と強調しつつ、「お互いのことはしっかりと評価し合えていると思うよ」と述べ、「適切な時期に交渉は行われることになると思うね」と語った。

その一方でハノーファーでは昨季後半戦の不振、そして今季も開幕から波に乗れない状況に、シュテファン・ライトル監督の去就問題が取り沙汰されているところ。特に昇格組エルフェアスベルクとの痛み分け後にはキント代表も苦言を呈していたことから注目度は高まったが、地元紙によれば昨夏に掲げた３ヵ年計画に「疑問を呈すべきではない」と考え、指揮官自身についても「話ができる人格者」と評しているという。むしろそれから「大きな前進があった」とみているようだが、いずれにしても今後の続投を必ずしも補強する発言とまでは言えないだろう。

【シャルケ：上月所属】

移籍市場終了もあと数日となったところで、FCシャルケ04はさらなる守備面での強化をはかった。夏にブリストル・シティとの契約を満了していた３０歳のチェコ人センターバック、トーマス・カラスと土曜日の夕方2025年までの契約を締結したことを発表。そのため英国２部通算256試合に出場した同選手の獲得には移籍金の支払い義務は発生しない。

さらに左ＳＢの補強を目指してデリー・マーキンを既報通りに水曜午後に獲得を発表。２４歳のイギリス人選手と来夏までの契約を残していた所属元、オランダのＦＣヴォレンダムとの交渉は難航したが、最終的には３年契約を締結。背番号は５を身につけることになる。

　また開幕でのつまづきからＧＫに関する議論が飛び出したことを受けて、トーマス・ライス監督はラルフ・フェアマンをメンバーから外すことを決意した。今夏に加入したマリウス・ミュラーが準備期間に負傷離脱していたフェアマンとの争いを制したものの、その後にフェアマンの代理人によって今回の騒動が勃発。そこでの沈静化をはかるための対応で代わりにランガーを登録。ただあまり大騒ぎするようなことにはしたくはなく、来週には再びフェアマンは通常通りに練習に参加する予定だ。

【デュッセルドルフ：田中、アペルカンプ、内野所属】

　その一方でフォルトゥナ・デュッセルドルフでは前節、昇格組エルフェアスベルクを相手に５−０と快勝、今節もその勢いに乗っていきたいところだが、しかしながらアンドレ・ホフマンは「おそらく今日も練習できないだろう」とダニエル・ティウネ監督は明かしており、前節ではシーベルトと後半開始直後に交代を余儀なくされ、今週に入ってからも不在が続くキャプテンについては、どうやらこのまま不在でカールスルーエ戦に臨むことになりそうだ。

【ブラウンシュヴァイク：遠藤所属】

アイントラハト・ブラウンシュヴァイクは、移籍期間終了直前にトリル・ヨハン・ヘルガソンを獲得した。アイスランド代表（16キャップ）は、セリエAのUSレッチェから１年間のレンタルで加入。イタリア1部12試合に出場した経験を持つ22歳には、中盤における攻守の組織化への貢献が期待されるところ。

　ブラウンシュヴァイクはこれから２試合、ヤニス・ニコラウ不在で戦うことを余儀なくされた。３０歳のキャプテンは先日のカールスルーエ戦にて相手を意図的に止めたとして一発退場。試合には０−２で敗れて１６位に転落しており、さらに今回ドイツサッカー連盟から２試合の出場停止処分が課されることになった。すでにこれを受け入れていることからザンクトパウリ、つづくヘルタ戦でも欠場を余儀なくされる。

【ニュルンベルク：林・奥抜所属】

　古巣ヴィースバーデン戦にてアハメト・ギュレイエンは、開始１１分に相手ＦＷイヴァン・プルタジンを意図的にファウルで止めたとして退場、月曜日にはドイツサッカー連盟より２試合の出場停止処分が科された。すでにこれを受けれいているため処分は確定済みであり、これにより２４歳のＣＢはカイザースラウテルン戦、そしてフュルト戦を欠場することになった。