サミ・ケディラがヘルタ・ベルリン移籍間近

　メンタリティの強化をはかるヘルタ・ベルリンは、今冬の移籍市場で元ドイツ代表ＭＦへと白羽の矢を立てた。kickerが得た情報によればサミ・ケディラが、すでに土曜日にはドイツの首都ベルリンへと到着。本日日曜にもメディカルチェックを受け、契約を交わすことが見込まれている。
　
　ボランチを主戦場とする３３才のベテランＭＦにとって、２０１０年以来のブンデスリーガ復帰ということに。２００７年にＶｆＢシュトゥットガルトにてリーグ優勝を果たした同選手は、その後にレアル・マドリードにて５年プレーした後、今はイタリアのユベントス・トリノに在籍。
　これまで１４５試合に出場し、２１得点１３アシストを記録。５度のリーグ優勝と３度の国内カップ戦を制覇したものの、しかしながらアンドレア・ピルロ監督の構想からは外れており、今冬に同じ「老貴婦人」の愛称をもつヘルタ・ベルリンへと新たな戦いの場を求める決断を下している。