2023/01/03

ケルン「まさに求めていたタイプ」の、ダヴィー・ゼルケを獲得

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 既報通りにヘルタ・ベルリンから、ダヴィー・ゼルケが1.FCケルンに移籍することが明らかとなった。194cmの長身ストライカーは、ドイツ首都からライン川へとわたり、これからメディカルチェックをクリアした後に晴れて2024年までの契約を締結。なお今回の移籍に際して移籍金は発生せず、とりわけクロスを多用するバウムガルトル監督のスタイルでのフィニッシャーとしての存在感が期待されているところ。実際にその恩恵は昨シーズンに、アンソニー・モデストが復活を果たす形で受けていた。

 「この1年半にわたるケルンがみせてきた進展は、遠くからでもよく見て取れるものだった。そしてクラブ首脳陣との良好な話し合いの中で、これまで抱いてきたポジティブな印象が再確認されており、バウムガルトル監督の考えるプレーは僕のスタイルによくマッチしていると思うよ。ぜひそれを実際にここで示して、またハードに取り組んで得点、成功へとつなげていきたいと思う」とゼルケはコメント。ケラー取締役も選手像にマッチしていると考えており、「典型的な9番の選手として、彼はボックス内におけるそのクオリティを保ちながらも、ボールに対して非常にハードに取り組むことができる選手。フィジカル面における存在感、空中戦での強さやフィニッシュでの巧みさなど、うまく機能できればチームに貢献してくれる選手だと考えている。また人格的に成熟しており、チームの内外にわたって重要な推進力となってくれることだろう」と期待感を示した。

 2013/14シーズンにブレーメンにてブンデスデビューを果たして以降、ライプツィヒやヘルタなどでブンデス通算202試合に出場(35得点)、ドイツ杯では19試合(5得点)、ヨーロッパリーグでは3試合(4得点)出場してきたゼルケは、今季はただまだ1得点のみにとどまっており、確かにその相手はバイエルン・ミュンヘンでノイアーよりPKで沈めブンデス200試合目を自ら飾ってはいたものの、それでも浮上のきっかけにはできず「ダヴィーとのオープンな話し合い」の結果、2017年より在籍してきた元ドイツユース代表の「その非の打ち所がない姿勢とクラブへの貢献」を考慮して今回の移籍承認へと至ったことを説明している。

 バウムガルトル監督は「彼はチーム全体を押し上げてくれる選手。出場機会に恵まれていないからといって決してプレーを忘れているということはない。特にPAにおける存在感と空中戦でのうまさは、まさに我々が求めていたストライカータイプだと思うね。ともにいい方向に進んで成功をおさめていきたい。それによって互いに助け合うことが可能だ」と述べ、時折「バッドボーイ」とのレッテルが貼られることもある同選手ではあるものの、「彼のスタイルは好みだし、対戦相手より味方にいてほしいと思ってずっと興味を抱いていた。彼はとにかくサッカーが好きなんだよ」と特に気にかけてはいないようだ。

リュビチッチが練習復帰も、指揮官は慎重な姿勢

 第9節に相手DFベンセバイニのファウルで、膝の靱帯を損傷したデヤン・リュビチッチ。それまで活躍をみせていたオールラウンダーの穴埋めはケルンにとっては決して容易なものではなく、「あれは苦しかったね。ムードメーカーでキープレーヤーなんだ」とバウムガルト監督はコメント。そして今回チーム練習復帰という「朗報」に喜びをみせつつ、「3週間後に元の状態になるようにゆっくりとやっていく」と、夏の退団が見込まれるエリス・スキリの後継としての期待もかかる同選手について慎重な姿勢を強調した。

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