ヘルタをめぐるライセンス取得問題、社債返済がネックに

©︎picture alliance

昨年末に行われたkickerとのインタビューにおいて、ヘルタ・ベルリンのバーンスタイン会長は来季のライセンス取得が危惧されている件について、「流動性には問題はない。今シーズンも来シーズンも資金繰りに関しては万全だ」と語っていたのだが、しかしながらキッカーが得た情報によれば2014年にベルリン勢を財政破綻から救ったKKRの撤退、そしてラース・ウィンドホルストのテナー・ホールディングス社による投資への道を開くために２０１８年に実施された、社債が特に大きな問題になっている模様。

　これは当初は２年半での返済を予定していたものの財政難から延び延びになっていており、いまや取得した４０００万ユーロ、さらにその担保の返済期限が１１月はじめまで迫っているところ。これまでクラブ内で新しく債券を発行するという議論されていたが、もうその選択肢は市場の金利の動向の結果で支持者が減少しており、現在では先日迎え入れたばかりの７７７パートナーズが償還するか、財政難のクラブに銀行保証を提供するか、現金を提供することなどが検討されているようだ。

ケンプ、練習不参加。シゲルチ、離脱

　シュトゥットガルト戦にて後半７５分すぎに交代していたマーク＝オリヴァー・ケンプ。２５分に相手DFヨシャ・ヴァグノマンとの空中戦で衝突しており、試合後パル・ダルダイ監督は「頭部に問題を抱え、不快を感じて横になりたがっていた」と説明。翌日の練習では「これから数日は休むことになる。ただ見立てではそれで済みそうだ」と明かした。なおヘルタではそのほかマルコ・リヒターの復帰も見込まれる中で、、膝の手術から復帰をめざすケリアン・エンソナ、そして出禁処分を受けたイヴァン・スニイッチに加えて、トルガ・シゲルチが、ふくらはぎの問題のために前節に続き戦列から離脱となっている。