ウニオンがヘルタから、アレクサンダー・シュヴォロウ獲得

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　ブンデス２部ヘルタ・ベルリンは水曜午前、アレクサンダー・シュヴォロウとの契約を解消したことを発表。２０２０年にフライブルクから７００万ユーロで加入し、それ以降ブンデス通算５１試合に出場していた３０歳だが、昨季はオリヴァー・クリステンセンが定位置を確保したためＦＣシャルケ０４へとレンタル移籍。そこでブンデス２３試合に出場し期間したところ、この度２０２５年まで残されていた契約を「両者にとって最善の答え」として解消した。

　それからまもなくして同じベルリンに本拠地を構える１．ＦＣウニオン・ベルリンから獲得が発表。通例通り契約に関する詳細は明かされておらず、ルーネルト競技部門取締役は「アレックスはブンデスリーガで豊富な経験をもつゴールキーパーであり、確かに最近の状況はあまり芳しくはなかったかもしれないが、ただ本来の力を取り戻すべくここウニオンで挑戦する準備は整っているよ」とコメント。

　一方でこれまで対戦相手としてみてきたシュヴォロウは、「ウニオンはここ数年で目覚ましい進歩を遂げており、非常に優れた環境を提供してくれるクラブだ。非常にプロフェッショナルで、落ち着きがあり、そして高い専門性もここにはある。ぜひともこのクラブの成功のために大いに寄与していきたい」との考えを述べている。ちなみに先日にはヘルタからリュカ・トゥサールを獲得。それに続く『ドイツ首都内移籍』ということになった。シュヴォロウにはオスナブリュックに渡ったレナルト・グリルの代わりに、同じくかつてシャルケにレンタルした経験をもつフレデリク・レノウとの定位置争いが期待されるところ。