2023/07/05
ダルムシュタット、ランスからフレイザー・ホーンビー獲得

©︎IMAGO/Belga
ブンデス昇格組SVダルムシュタットは、新シーズンに向けてファビアン・ニュルンベルガー(ニュルンベルク)、アンドレアス・ミュラー(マグデブルク)、マテイ・マグリカ(シュトゥットガルト)に続く、4人目の補強としてフレイザー・ホーンビー獲得を発表した。リーベルクネヒト監督が長く注視してきたと明かしたスコットランド人選手には、ダルムシュタットの攻撃陣の活性化が期待されているところ。
エヴァートンFCなどで育成され、2020年にスタッド・ランスに加入するも最初はスコットランドのFCアバディーンに、翌シーズンはKVオーステンデにレンタル移籍した同選手は、そこでベルギー1部21試合に出場し8ゴール、2アシストをマークした経験ももつ。とりわけダルムシュタットではアウグスブルクが、メルギム・ベリシャ移籍に備えてフィリップ・ティーツ獲得に動いているとされ、その穴埋めへの期待もかかるといえるだろう。
このたび2027年までの契約を締結したストライカーについて、フェールマンSDは「欧州のトップリーグにおける経験のみならず、現代のストライカーに求められる要素をもたらしてくれる選手。きっとチームにすぐ馴染んでくれるだろう」とコメント。一方のホーンビーも「家族的な雰囲気をもつ素晴らしいクラブだし、きっとすぐに落ち着けると思うよ。これからブンデスで戦えるのは素晴らしいことだ」と喜びを語った。
べネッツが2部ヴィースバーデン、クロストウェイトは3部ハレに
一方でダルムシュタットからキーナン・ベネッツが、2部昇格を果たしたヴェーエン・ヴィースバーデンに移籍することが明らかとなった。トッテナムで育成されグラードバッハにも所属し、ダルムシュタットとの契約を先月末で満了していた24歳のイングランド人選手には新天地で攻撃の活性化が期待されているところ。またヘンリー・ジョン・クロストウェイトも昨季のヴァルドルフへのレンタルに続き、今季も3部のハレシャーにレンタル移籍する。ハレのソボツィクSDは「ドリブルに長けたダイナミックなウィンガー」への期待感を示した。
ダルムシュタット、ハイクス社がメインスポンサーに
また今季ブンデス昇格で迎えるダルムシュタットは、新たなメインスポンサーとしてHaix社を発表した。バイエルン州マインブルクに本社を置き、2300人以上の従業員を抱える同社は、機能的なフットウェアとウェアを専門とし、コワレフスキCMOは「メジャー・スポーツ・スポンサーシップの最初のクラブとして、私たちのクラブを選んでくれた『Haix』の信頼に感謝したい」と述べている。なお期間はひとまず1年のみだが、その後の留任の可能性も明らかにされた。
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— SV Darmstadt 98 (@sv98) July 5, 2023