2023/02/06

ホッフェンハイムが監督解任、後任候補はベルギー代表入り噂のテデスコ氏ら

©️AFP via Getty Images

 既報通りアンドレ・ブライテンライター監督は、わずか7ヶ月間でTSGホッフェンハイムを後にすることとなった。「アンドレは入団当初からチームのみならずスタッフや職員、そしてファンやパートナーの皆さまとも、非常に良好な形で受け入れられており、特に初期段階で過ごした順調だった協力関係と、そして多くのポジティブな時間に感謝の気持ちを伝えたい」とローゼンSDはコメント。

 ただ解任に至った理由については特に明言されておらず、またバイヤー・レヴァークーゼン戦にて誰が指揮をとるかについても説明はなされていない。ホッフェンハイムはリーグ戦9試合連続未勝利(うち7試合で敗戦)、ホーム戦では7試合連続未勝利(うち5試合で敗戦)と負の連鎖が続いており、第10節までは4位だった順位表も、今は下からみなくてはならないところまで落ち込みをみせているところ。降格圏内との勝ち点差はわずか3だ。その上ドイツ杯16強では先日にライプツィヒの前に敗退を喫していた。

 昨シーズンにFCチューリヒでリーグ優勝へと導く手腕を発揮したブライテンライター監督は、セバスチャン・ヘーネス監督の後任として夏よりブンデスリーガへと復帰。だが最終的には5勝4分9敗という成績で更迭の日を迎えている。なおホッフェンハイムとの契約期間は2024年夏まで。

後任候補には元ホッフェンハイムの指揮官

 後任候補としてはすでに週末の時点で元シュトゥットガルトで、ホッフェンハイムにも2年半在籍していたペジェグリーノ・マタラッツォ監督が浮上。当時は現バイエルンのナーゲルスマン監督の下でACを務めていた。ただkickerが得た情報によると、候補の1人ではあるもののクラブ側から特に連絡はない。

 同じく元ホッフェンハイムのユースコーチやアシスタントを務め、昨夏にシュロイダー氏の誘いを受ける形でアヤックスのACに就任した、マティアス・カルテンバッハ氏についても特に接触はないようで、どうやら伝えられるところでは候補には浮上してはいるものの、それは監督としてではなくACとしての模様。

 もう1人元ホッフェンハイムのユースコーチを務めていた、ドメニコ・デデスコ監督の名前も取り沙汰されており、ホッフェンハイムでBユースとAユースの監督を経て2部アウエに移籍、それからシャルケやスパルタク・モスクワ、今季までライプツィヒで指揮をとった37歳については、ただベルギー代表監督就任へ順調な歩みをみせているといわれていたが、ホッフェンハイムが横槍を入れる可能性もあるようだ。

 

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