2023/03/16
移籍注目株クリストフ・バウムガルトナー、2部降格なら格安移籍も可能

©︎IMAGO/Langer
TSGホッフェンハイムに所属するクリストフ・バウムガルトナーについては、昨夏の時点で強豪クラブからの関心が伝えられるなど、次のホッフェンハイムにおけるトップセールスの1人に名を連ねることは時間の問題を見られていた。そして23歳のオーストリア代表は1年の時を経て再び注目株として、この夏の移籍市場で注目を集めることになり、仮にホッフェンハイムが国際舞台での出場を果たしたり好調なシーズンをいくら過ごしても結果は変わらなかったはずだ。キッカーが得た情報によれば長期的に続くバウムガルトナー争奪戦はさらにヒートアップをみせているという。
その背景にあるのは、バウムガルトナーとホッフェンハイムに締結された例外条項、ひいてはホッフェンハイムが今季陥っている成績不審にも関連する。イタリアやスペイン、なにより裕福なプレミアのクラブがバウムガルトナーに関心を示しており、これまでのリヴァプールやマンチェスター・ユナイテッドに加えて、チェルシーFCも注目している模様。一時はチームとともに不振に陥った同選手だが、今季はここまで5得点4アシストと再び主力選手としてオフェンスを牽引。ただ2025年までの契約には移籍金3000万ユーロでの例外条項が含まれており、しかもキッカーが得た情報によれば2部降格を喫した場合には金額が半額にまで低下するようだ。
ただ2017年に当時17歳の若手選手としてドイツに渡ってきたバウムガルトナーは、そこでまずはU19でプレーするもまもなくしてトップチームへと昇格。若くしてチームの中盤を担う存在として飛躍を遂げており、現在降格圏内に陥るチームを救うため、ブンデスリーガ残留を果たすために、この契約状況に関わらず最後まで死力を尽くすことは間違いないはずだ。