2023/03/24

ホッフェンハイム:わずか94秒で退場したダブールに3試合の出場停止処分

©︎IMAGO/Jan Huebner

 TSGホッフェンハイムでは先日のヘルタ・ベルリン戦において、激しいタックルにより退場処分を受けていたムナス・ダブールが、ドイツサッカー連盟スポーツ裁判所より3試合の出場停止処分を受けたことが明らかとなった。これは木曜日に30歳のイスラエル人ストライカーに下した判断であり、「相手選手へのラフプレー」を問題視したもの。

 この試合の後半64分より投入された同選手は、そのわずか94秒後に相手FWルケバキオのふくらはぎを、自身の足裏にて背後からタックルしており、これをみたフランク・ヴィレンボルク主審は一発退場を宣告。これはブンデスリーガ史上4番目に早い退場劇という不名誉なオマケつきで、ダブールはその場を後にしていた。

 本来ならば通常ドイツサッカー連盟では、退場処分の際には2試合の出場停止処分が通例となっており、さらにダブールはこれまでホッフェンハイムでは1度も退場処分を受けたことがなかったために大きな処分につながるとはあまり考えられていなかったが、おそらくはそのタックルの悪質さを考慮してのことだろう。近年スポーツ裁判所ではボール奪取の可能性がない場合に関しては、3試合の出場停止処分を下すことがむしろ通例となっている。

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