2023/06/01
2023/04/12
ホッフェンハイム:フォクト大事に至らず。新ポジションでバイエルン戦出場へ

©︎IMAGO/Nordphoto
日曜日に行われたFCシャルケ戦での前半終了前に、TSGホッフェンハイムのケヴィン・フォクトは突如としてピッチに倒れ込み、そしてハーフタイムではオザン・カバクとの交代を余儀なくされた。試合後マタラッツォ監督は「それほどひどくはないことを祈る」と述べていたのだが、どうやらキッカーが得た情報によればそれはかなったようで、フォクトには組織的な損傷などは確認されず、おそらくは週のなかばには練習へと復帰。土曜に控えるバイエルン・ミュンヘン戦にも間に合うことだろう。
なおフォクトはこの試合でオザン・カバクの代わりに3バックの右側を担当。長年にわたり3バックの中心としてプレーしてきた守備のオールラウンダーだが、これはカバクの不振と、今季加入のアンソニー・ブルックスが高さはあるものの俊敏性に難ありという問題点を、総合的にみて解消を図った対応であり、スピードがあり前線の出し引きにたけるフォクトにとっては、こちらの役割の方がむしろ適任ともいえるかもしれない。今回のバイエルン戦でどういうプレーをみせるか楽しみだ。