2023/04/29

独誌kicker移籍情報:〜4月28日まとめ

©︎imago images

 ドイツNo1サッカー専門誌『キッカー』より、ブンデスリーガを中心とした欧州サッカーの主要移籍情報Live Tickerを翻訳・掲載。さらに日本人選手が所属するブンデス2部のクラブの情報もご紹介しています。


ヘタフェ、レイズSDが暫定監督として指揮

木曜日にキケ・サンチェス・フローレス監督の解任を発表したヘタフェFCは、、その後任を金曜日に発表、現スポーツディレクターのルベン・レイズ氏がシーズン最後のスパートで指揮をとることが明らかとなった。リーグ戦18位の同クラブは、契約条件の詳細については明かさなかった。ヘタフェは5試合にわたって勝利が待たれているが、最下位との勝ち点差はわずか1である。レイエスは2022年夏、2部リーグのレアル・オビエドからマドリード郊外にやってきたばかり。


若手GKライトマイヤーがロッテルダム移籍に迫る

 クラウス・ライトマイヤー氏の息子であるケイレン・ライトマイヤーが、将来オランダでその若いキャリアを積んでいく可能性があるようだ。父と同じくGKとして活躍する身長1.97メートルのティーンエイジャーは、数日にわたるトライアルトレーニングでスパルタ・ロッテルダムを納得させた模様。キッカー情報によると、デュッセルドルフのU19のキーパーの育成の補償について、近々話があるようだ。しかし、フォルトゥナは、夏に切れる18歳の契約を延長することにも興味を持っているところ。


マンU、18歳ガルナチョと契約更新

マンチェスター・ユナイテッドは、若手アレハンドロ・ガルナチョ(18)と2028年夏までの新たに契約を締結した。2020年にアトレティコ・マドリードのユースからオールド・トラッフォードに移籍したアルゼンチンU-20代表は、それ以降はプロとして31試合に出場。「監督とスタッフから、私があらゆる面で向上するための助けをもらっている。彼らのサポートにより、僕は毎日成長し続けている」とウィンガーはクラブの声明で語った。


シュティンドル、故郷カールスルーエ復帰

すでにボルシア・メンヒェングラッドバッハ退団を明らかにした時から、故郷への帰還への意思を示していたラース・シュティンドルが。金曜午前にブンデス2部カールスルーアーSCへと移籍することが発表された。13年ぶりに復帰する元ドイツ代表は1年契約で合意に達している。


ヘタフェ、キケ・フローレス監督解任を発表

ヘタフェFCは木曜日にキケ・サンチェス・フローレス監督がの解任を発表した。58歳の指揮官は現役時代にレアル・マドリードでプレーした経験をもち、2021年10月よりヘタフェで指揮。初シーズンを15位で終えており、現在は31試合を終えて勝ち点31で、降格圏までわずか1ポイント差となっているところ。


パウロ・オタビオ、今夏でヴォルフスブルク退団

パウロ・オタヴィオは4年間在籍したVfLヴォルフスブルクを今夏に退団することが明らかとなった。これはクラブが木曜日に発表したもので、2019年にFCインゴルシュタットから加入した28歳のブラジル人SBは、これまで77試合(1ゴール)の競技に出場するも、今夏までの契約延長に向け「我々はオープンかつ率直なやり取りをしてきたが、最終的に合意には至らなかった」ことを、シェファー競技部門取締役が明かしている。


ロイス、ドルトムントと延長

マルコ・ロイス(33)が、今シーズン終了後も引き続き、ボルシア・ドルトムントに残留することとなった。もともと今年の6月30日に満了を迎える契約をさらに1年延長しており、これから12年目のシーズンを迎えることになる。1995年から2005年までユースでプレーしていた経験をもち、2012年より復帰したドイツ代表MFは「これからもう別のクラブではプレーしたくはないと言ってきたしね」と語った。


鎌田大地、新天地はベンフィカ?

フランクフルト鎌田大地(26)が、ベンフィカ・リスボンへフリートランスファーにて移籍間近にあると、複数のポルトガルのメディアが報じている。スポーツ紙『ア・ボラ』や『レコルト』が木曜日に一面に伝えたたように、1年前にも熱心に獲得に動いたロジャー・シュミット監督と、ベンフィカは日本代表MFの移籍先として最有力視されているようだ。


イスマイル・アタラン氏がトルコ1部のコーチ陣へ入閣

6年前に当時3部だったスポルトフロイユンデ・ロッテをドイツ杯準々決勝に導く、センセーショナルな飛躍を見せたイスマイル・アトランが、トルコ1部アランヤスポルに就任するエメル・エルドアン監督のコーチ陣の1人として入閣することが明らかとなった。


ホルン、21年在籍したケルンを退団

ティモ・ホルンが21年間在籍した1.FCケルンを後にすることとなった。クラブ公式ページで発表されたように29歳のキーパーは、クラブ史上最長の在籍期間誇るも今夏までの契約を延長することなく、新たな挑戦を望んでいるという。ケルン出身の同選手は「去ることは誰もが想像できるように本当に難しいことだ。でも毎週ピッチに立ってチームの助けとなることが、GKとしての自分の目標である。」との考えを示している。


テュラムの穴埋めをめざす、グラードバッハ

テュラム移籍の穴埋めを目指すグラードバッハ。これまでニクラス・フュルクルーク(30歳、ブレーメン)や、ブランドン・バスケス(24歳、FCシンシナティ)、ヴァンゲリス・パブリディス(24歳、AZアルクマール)といった買取り対象の選手や、、ASサンテティエンヌのジャン=フィリップ・クラッソ(25歳)やデュッセルドルフのダウィド・カウナツキ(26歳)といったフリートランスファーの候補者もターゲットになっているところ。


・ニコラウ、ブラウンシュヴァイク残留なら来季もプレーの流れ

ブンデス2部昇格組アイントラハト・ブラウンシュバイクヤニス・ニコラウと、2025年まで契約を結んでいるもののこれは2部でのみ有効であり、もしもリーグ残留に失敗した場合には絶対的レギュラーとしてプレー(26試合出場)する同選手を維持することは困難だろう。逆にいえば残留できれば、29歳のMFは引き続きプレーしていくはずだ。


ウジャー、ブラウンシュヴァイクが残留なら来季もプレーの流れ

ブンデス2部昇格組アイントラハト・ブラウンシュバイクにて、8ゴール3アシストと存在価値を示しているアンソニー・ウジャ。32歳のストライカーはこのままリーグ残留を果たせば、来シーズンもレウエンでの活躍が期待されており、ただ別の言い方をするならば3部リーグ降格へ追随する用意はないだろう。


バイエルン、カゼミーロに関心/h3>

バイエルンではこの夏、CFのみならずボランチの補強も視野に入れており、キッカーが得た情報によればトゥヘル監督は、カゼミーロに好印象を抱いているようだ。マンチェスターUに所属する31歳のブラジル人MFの獲得に至らなければ、そのときは似たタイプの選手を目指したいところであり、ボール奪取に長けた選手を配置することでキミヒをCMFとして安心感をもたらす効果も期待できるだろう。


ハノーファー、アレイ=ムビの買取オプションを確保

現在はバイエルンからブンデス2部ハノーファーにレンタル中の、ブライト・アクウォ・アレイ=ムビだが、この20歳のDFとのレンタル契約では「一定の条件下」で行使可能な買取オプションも付随していることを、マンSDが明らかにしている。


ゾマー、半年でバイエルン退団も?

今冬に加入したばかりのヤン・ゾマーだが、この夏にはすでにバイエルンを後にしているかもしれない。マヌエル・ノイアーは順調に回復をみせ、再び絶対的なナンバーワンになる見通しとなっており、特に来夏のユーロを睨んだ場合にスイス代表グレゴール・コーベルがドルトムントで活躍をみせていることからも、新天地を目指したとして驚くことではないはずだ。


ハノーファー、バイアーのレンタルは早期終了か

 本来ならば2年間のレンタル契約にて、ホッフェンハイムからハノーファーにレンタル移籍していた、マキシミリアン・バイアー。だがおそらくこの20歳のストライカーは、今季いっぱいで別れを告げ、再びホッフェンハイムに引き戻されることになるだろう。


コフナツキ争奪戦、まもなく決着か

ニクラス・フュルクルークやマルヴィン・ドゥクシュの去就に関わることなく、ヴェルダー・ブレーメンダヴィド・コフナツキ獲得に関心を抱いているところ。26歳のポーランド人FWはデュッセルドルフとの契約を今季で満了を迎えるところであり、グラードバッハからの関心も伝えられる中、来週までには将来を決断する見込み。一方でこれまで幾度となく噂となった、ハイデンハイムのティム・クラインディーンストとの接触はないようだ。


フランクフルト、アッヘのレンタル成功も完全移籍は困難

フランクフルトから今季いっぱいまでラグナー・アッヘをレンタル中の、ブンデス2部SpVggグロイター・フュルト。ここまで7ゴール4アシストを記録するなど、キャプテンのブラニミール・フルゴタ(10/5)と共に攻守に活躍をみせており、明らかに懸命な判断ではあったのだが、フランクフルト側は売却を目指すもフュルト側に買取る資金はない。


アンヘリーノ、来季もライプツィヒで居場所なし

キッカーが得た情報によるとRBライプツィヒでは、来季もダヴィド・ラウムを左サイドで起用することから、ホッフェンハイムにレンタル中のアンヘリーノの居場所は引き続きない。なお2025年まで締結する契約には2000万ユーロでの例外条項も付随しているところ。

ブンデス中心の欧州移籍情報の最新ニュース