2023/05/04
ダヴィド・コフナツキ争奪戦に、ホッフェンハイムも参戦

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最近2連敗を喫したことにより、TSGホッフェンハイムを取り巻く状況は、順位表のみならず来季にむけたチームづくりにおいても、行き詰まりを与える結果となっている。それまでの4試合で勝ち点10の確保に成功し、その後もその勢いが続いていたならば、ブンデス1部を前提にした移籍交渉にも臨めたことだろうが、現在のような混沌とした状況では相手も決断に躊躇いをもつというもの。
おそらくその選手の1人が、ダヴィド・コフナツキだ。ブンデス2部フォルトゥナ・デュッセルドルフとの契約満了を迎えるポーランド人ストライカーは、そのプレータイプという点においても金銭的な条件面においても、ホッフェンハイムが求める選手像に合致しており、まだ伸び代をもったセンターフォワードに対してはウニオン、ブレーメン、グラードバッハなどからの関心も寄せられているところ。
そのなかで最もブンデス残留に近づいているのはウニオン、そしてグラードバッハということになり、ただそこと比較してホッフェンハイムでは、コフナツキは定位置確保に有利であることが予想されるため、流れとしてはホッフェンハイムに向いていくかもしれない。ダブールやクラマリッチは真のセンターフォワードタイプではなく、むしろラインの間での動きを好む選手。イフラス・ベブーには膝に不安があり、ラーセンはそもそも今冬から売却候補。ドルベリはレンタル元に帰還するだろう。
コフナツキとホフマンがまもなく練習復帰
ただそもそもコフナツキについては、週末の出場の可能性さえ不透明な状況だ。「木曜午後に練習参加するかはわからない。インフルエンザはより深刻で、ただ彼を思えばもし金曜のバスに乗っていれば、土曜日に出られるだろう」とティウネ監督。また前節めまいで欠場したアンドレ・ホフマンも練習復帰予定で、ミヒャエル・カルボウニクとフェリックス・クラウスは出場停止明け。
逆にヨルディ・デ・ヴィスは出場停止となる。「リハビリ中のルーヴェン・ヘニングスは今季中の復帰を期待している。ラファエル・ヴォルフは筋肉系の問題をいまも抱え、田中碧も復帰途中で少なくとも最終節までの復帰を思っているところだ。」と語った。「ジョリット・ヘンドリクスは接触プレーのため、まずは腕を治さないと」